「ネットカフェ難民は路上から始めろ」 松本人志の持論に賛否両論

ネカフェ難民について聞かれた松本人志。その持論が物議を醸すことに

■ネット民は松本に否定的な意見

ネットカフェ難民について「叩き出すべき」「路上から這い上がれ」「甘すぎる」と断罪した松本について、ネット民からは否定的な意見が噴出。

https://twitter.com/sakuramauthis/status/965039093347377153


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■理解の声も

一方で「優しすぎるのもよくないという趣旨の発言だろう」「厳しいところから始めるべき」と理解する声も。

https://twitter.com/ktrenachi/status/965039716255985664


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■30・40代はネットカフェ宿泊経験者が多い

様々な意見があるものの、ネットカフェに定住する人が存在する現状が好ましいとはいえないだろう。

ちなみに、しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,358名を対象に意識調査したところ、30代男性の22.2%が「ネットカフェに宿泊したことがある」と回答している。

もちろん、このすべてが住居を持たないわけではないのだが、30代から40代は就職氷河期世代で、若い頃「仕事がしたくてもできなかった」人も数多いだけに、定住先がない人も含まれているはず。

松本人志の「路上からやり直せ」という意見は、現在の社会情勢や30・40代が再就職しづらい現状を考えると、その論理は暴論といわざるをえないのでは。

やはり古市憲寿氏のいうように、行政が就労支援や住宅斡旋など、なんらかの対策を施すべきなのであるように思えるのだが…。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)

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