本家超えのラーメン二郎インスパイア店はあるのか? 調査9回目『肉汁らーめん』
しょうゆの効いたスープが決め手!
ラーメン二郎のスープは店によって味が違ったりする。また同じ店であっても、行くタイミングで全く違う一面を見せてくれることだってある。
もしかしたら、二郎インスパイア店のほうが味にブレが少なく、安定した美味しさを提供してくれるケースもあるのではないだろうか? 今回も二郎を超えるインスパイア店を探し求めて調査を実施。
画像をもっと見る
■ジロリアンは中を注文せよ
品川駅より2駅隣にある京急新馬場駅から、徒歩6分。大通り沿いにある肉汁らーめん 公は、テーブル席とカウンター席を備え、店内も大きく広い。
基本メニューはらーめん小、中と麺の量で料金が変わるようだ。二郎では、小でも通常サイズの2倍ほど麺の量があるらしいのだが、ここでの小は一般的な小サイズ。
「ジロリアンは中を頼むといい」と店員が教えてくれたので、らーめん中(750円・税込み)を注文した。
無料トッピングは、にんにく、野菜、あぶら、濃いめの4種類。もちろんドヤ顔で全マシマシのトッピング。
ファーストロットで着丼したラーメンは、もやしがこんもりと盛られており、凛々しいお姿。
■クタ野菜の完成度が高い
計量してみると、2,477g(器あり)とインスパイアとしては優秀な重量。
スープは濃い目で注文しているため、しょうゆがガツンと味わえるワイルドな味。香りも強いため、すするたびに風味が残る。通常のスープであれば、もっとマイルドだそうだ。
野菜はクタ系で重たいが、もやしがスープをしっかり吸っているので、そのままでも美味しくいただける。さらに、もやしに背脂を絡ませれば、圧倒的中毒性。
■G系初心者でも安心
豚は、プルよりはパサ感のほうが強めだが、歯ごたえがあり肉感は十分! 程よく味つけされていたので、ペロリと食べてしまったが、もう少し口の中で遊んでいたかった。
麺は、中太ストレート麺で、ベストな茹で加減。最初は少しワシワシとした食感が残るが、後半はスープを吸って、ちょうどよい硬さ。
完食後計量してみると1,381gであったため、具材重量は1,096gとギリギリ1キロを超えた。二郎の基本的要素が詰まった1杯で、G系初心者でも無理なく堪能できる。
■評価
今回の評価は
・二郎度 ★★★
・量 1,096g
・総合 ★★★
※5点満点
クタ野菜やワシワシ麺、大盛と3拍子がそろっており、手軽に二郎らしさを堪能できるバランスのとれたラーメンだ。
【肉汁らーめん 公(kimi) 】
場所:東京都品川区北品川2-25-10
定休日:無休
■インスパイア味ランキング(暫定)
1位:八王子野猿街道店2(本家)
2位:らうめん さぶ郎
3位:らーめん 526
4 位:凛 渋谷店
5位:眞久中
6位:ちばから
7位:バリ男 新橋本店
8位:肉汁らーめん 公
9位:豚とこむぎ
10位:ビックラーメン 虎ノ門店
・合わせて読みたい→ラーメン二郎を食べるときの息を「豚の呼吸」と言うのが流行? 鬼滅の刃の影響か
(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)