本家超えのラーメン二郎インスパイア店はあるのか? 調査8回目『豚とこむぎ』
無料トッピングが豊富な二郎系ラーメン
独特の世界観があるラーメン二郎。一人で食べに行くとなると、抵抗があるという女性は多いかもしれない。
しかし、インスパイア店であれば、オシャレな内装や広くて清潔感のある店舗もあり、女性でも行きやすいだろう。
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■無料トッピングが豊富
有楽町駅から徒歩5分ほどの路地裏の角に、「豚とこむぎ」と大きな看板。開店10分前に到着すると、すかさず店主が「寒いので、店内でお待ちください」と神対応。
オープン時間になり食券を購入。メニューは麺の多さで料金が変わるようだ。ベーシックな醤油ラーメン小(720円・税込み)を注文し全マシマシコール。
無料トッピングは野菜、ニンニク、カラメ、あぶら、たまねぎ、魚粉と今まで訪れたインスパイア系で一番豊富。
着丼したラーメンは、麺やスープが見えなくなるほどの野菜巨大ドーム。箸で突いてもびくともしない。
■魚粉のおかげで飽きない野菜
重量を計測してみると、総重量2,461g(器あり)と重い。
野菜は隙間なくぎっしりと固められており、食べ応え十分。アブラや魚粉が野菜の上に振りかけてあることもあり、同じ味に飽きることはない。
シャキ感がとびきり強い野菜は、生たまねぎが加わることによって、さらにライトな食感に。他店のラーメンとの違いを野菜だけで見せつけてくれた。
そろそろ麺を食べたいのだが、野菜の多さに麺までなかなかたどり着かない。
中盤に差し掛かり、現れた麺は、中太ストレート麺でツル系。二郎らしいとは言い難いが、こむぎの風味が強く麺自体に優しい味わいを感じる。
■野菜マシマシは注意!
スープは、カラメで頼んでいたはずだが、すこし薄い印象。場所によってスープの濃さにムラを感じたことから、おそらく大量の野菜から出てくる水分がスープを部分的に薄めてしまったのではないだろうか。
スープの味が遠くに感じるが、豚のコクというよりは醤油のうま味で食わせるタイプなのは間違いない。次回は野菜少なめで、スープをしっかりと味わってみたい。
豚はしっかりと濃いめに味付けされており、得も言われぬ至福感。しっとりしつつも肉質がしっかりとあるため、食べ応え十分。
食べ終えた最後に、計量すると1,237g。具材重量は1,224gであった。
■評価
今回の評価は
・二郎度 ★★
・量 1,224g
・総合 ★★★
※5点満点
野菜がうまかっただけに、マシマシの影響でスープが薄くなってしまったのは残念。しかし、その他のクオリティは申し分なし。
【豚とこむぎ 】
場所:東京都品川区西五反田2丁目25−4
定休日:日曜日
■インスパイア味ランキング(暫定)
1位:八王子野猿街道店2(本家)
2位:らうめん さぶ郎
3位:らーめん 526
4 位:凛 渋谷店
5位:眞久中
6位:ちばから
7位:バリ男 新橋本店
8位:豚とこむぎ
9位:ビックラーメン 虎ノ門店
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)