貴乃花親方、貴ノ岩傷害事件のすべてを語る 相撲協会との「食い違い」に騒然
元横綱・日馬富士の貴ノ岩関への暴行事件について、貴乃花親方が真実を告白。真実ははたして…。
7日放送の『独占緊急特報!!貴乃花親方105日沈黙破りすべてを語る』(テレビ朝日系)に貴乃花親方(45)が出演。
昨年末に話題となった、元横綱・日馬富士(33)による貴ノ岩関(27)への傷害事件とケガの真相に言及した。
■食い違う両者の意見
「被害者である貴ノ岩は何ら弁明する機会を与えられていない。公平性が欠けているところに相撲協会に対して強い疑問を抱いています」と発した貴乃花親方。日本相撲協会が発表した事実とかけ離れている情報が多すぎると語る。
事件の発端について相撲協会は、錦糸町のバーで白鵬関の友人と貴ノ岩関が激しい口論となり、「俺は1月場所で白鵬に勝った。これからは俺たちの時代だ」と発言したと発表。
しかし、貴ノ岩関の陳述書によれば、「少し口論になったが激しい口論にはなっていない」とし、件の発言もしていないという。
さらに貴乃花親方は「あくまでも、貴ノ岩が暴力を受けたこととはまったく関係がないこと」と真っ向から否定した。
■白鵬関の暴力を止めるタイミング
白鵬関が日馬富士の暴行を止めたタイミングについて食い違う点があった。相撲協会は、日馬富士が貴ノ岩関をリモコンで数回殴ったときとしている。
一方、貴ノ岩関の陳述書によれば、リモコンで殴ったときはただただ見ていただけで、日馬富士がアイスピックを取り出してから、ようやく個室の外へ連れ出したという。
他にも貴ノ岩関は、白鵬関から説教を受けていた際に携帯電話を操作したことや、日馬富士関にすぐに謝らず、睨んだといった発表について「誠に遺憾です」と語っている。
さらに、日馬富士から「こら、何様なんだ、殺してやろうか」と言われたことも明かされた。