本家超えのラーメン二郎インスパイア店はあるのか? 調査5回目『ちばから』
二郎系として最強とも言われる「ちばから」を食レポ
ジロリアンの中には、家の近くに二郎ラーメンがなく、二郎インスパイア店を代替手段としているマニアもいるかもしれない。
どうせ食べるなら、二郎と同等もしくは二郎よりうまいラーメンを食べたいはず。そんな人は、この記事を参考にしてみてほしい。
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■二郎インスパイアの名店
渋谷駅から、徒歩5分ほど道玄坂の奥に店を構える「ちばから」。二郎系インスパイアの名店としてよく名前があがるため、ジロリアンなら一度は聞いたことがあるのではないだろうか。
オープン11:30に合わせてお店へ訪れると、今回の調査で初の行列を確認。
店内はゆったりとした席間隔で広々としていて、カウンター7席にテーブル6席を完備。
今回は、一番ベーシックにらーめん豚一切れ(890円・税込み)を購入。カスタマイズでは、麺の硬さ、野菜、からめ、にんにく、アブラ、ねぎを選択可能。もちろんカタメの全マシマシコール。
着丼したラーメンを見ると、美しいフォルムで艶やかな雰囲気――繊細さや上品さすら感じる。
優しく、計量してみると2,096g(器あり)で平均値。
■家系と二郎系の良いとこどり
まず、着目したいのは乳化した濃厚スープ。二郎系で知られているのだが、スープ自体はどちらかというと家系タイプ。
コクとパンチがあるにもかかわらず、クセを感じさせないまろやかなミルキィ汁。
野菜は、ほどよくシャキ感の残るみずみずしい出来。
さらに香り高いネギが混ざり、風味豊かに演出。
麺は平打ち麺で、もちもち感が印象的だが、まるで生パスタを食べているような不思議な感覚が…。
この麺がスープと絡まったとき、余すことなく味わいたいという欲求から、無意識に口が動く。