『車あるんですけど』3市の境界線に大興奮! 県境ならではのお宝も
意識せず跨いでいる境界線もマニアにかかればこんなに面白くなる
2018/01/29 16:00
いろんな分野のマニアに1日車を貸し、マニアックなスポットを巡るバラエティ番組『車あるんですけど…?』(テレビ東京系)。28日の放送では、境界マニアたちが超レア境界スポットを巡る。
県境と三市境がある大学や区境がある商店街、県境をまたぐ神社を、イラストレーターの田仕雅淑さん、ライターの西村まさゆきさん、境界協会メンバーの加藤千穂さん、そして、昨年5月に同番組で放送された珍しい県境の旅を見て境界線にハマったタレント・ベック(26)が訪れた。
■三市境がある大学を探索
まず訪れたのは、東京都と神奈川県の境界を有する大学「玉川大学」。ここは、都と県の境界だけでなく、東京都町田市、神奈川県横浜市、川崎市の3つの市が交わる三市境(さんしざかい)の地点もある。三市境は山の中や川の中が多く、歩いて行けるスポットは珍しいそうだ。
境目を示す道に埋め込まれた目印「境界標」を辿ると、三市境の境界標には『町』『横』『川』の各市の頭文字が書いてあった。文字が書いてある境界標は超レアで、見つけたマニアたちは「書いてあるのは見たことない」と大興奮。
Twitterでは、番組視聴者の中にもマニアがたくさんいるようで、実況ツイートには「ここは川崎市の飛び地」と、さらディープな解説をする人も。
いま「東京都町田市と神奈川県川崎市と神奈川県横浜市の3市の境がある玉川大学」ってやってたけど、このうちの川崎市部分(麻生区岡上)、実は飛び地という、別な意味でもレアな地域なんだよな!! #車あるんですけど
— ののまる (@nonomaru116) January 28, 2018
■県境あるあるを聞いてみると…
また、学内の敷地は、工学部は横浜市、農学部の一部が川崎市、文学部や教育学部などは町田市と、学部によって市が異なる。
司会のラーメンズ・片桐仁(44)も、地図を確認しながら「すげぇな! キレイに分かれている! ここの学生も知ってんのかな」としきりに驚きのコメントを連発する。
大学職員に県境あるあるを聞いてみると、大学自体は町田市に登録しているため、学内の横浜市エリアから救急車を呼ぶときにも固定電話なら東京消防庁から来るが、携帯電話だと横浜市消防局から来るとの豆知識も。