「この人仕事で不安を抱えているのでは?」と思われる人の傾向
多かれ少なかれ、仕事には誰しも不安を抱えているものだが……。
2018/01/29 12:00
世間的には「安定している」と言われるような仕事に就いている人でも、業務や将来の不安がゼロとは限らない。「この仕事に未来はあるのだろうか」「自分の進んでいる道は正しいのだろうか」など、それぞれ不安を抱えている場合もあるだろう。
中には、「この人、不安を抱えているのでは?」と、周囲も心配するような行動があることも。一体どんな行動をしている人が、「仕事に対しての不安を抱えているのでは?」と思われるのだろうか。しらべぇ取材班では、その実態を調査した。
■「でも、だって」が口癖になって…
「人の意見や発言に対して、やたらと『でも、だって』という女性社員がいて、仕事なんだから、素直に受け入れようよと周囲には思われていました。
ただそれが、本当に急なことだったので、『なんでだろうな』と思っていたところ、あまりにも勤怠状況が悪いため、次が決まっていないにも関わらず、注意を受けて退職手続きを進めていたようです。
気持ちとしては、自分の行動を振り返らずに『どうして私が』という思いでいっぱいだったのでしょう」(30代・女性)
■メールの返信がなかなかこない
「やたらとメールの返信が遅い、もしくは返信がないという派遣社員がいました。何度か注意したところ『私は機械ではないので、そんなすぐに返信はできません』と言われてしまいました。
また直接的なコミュニケーションでも問題が多数…。ランチに誘って会話をしみたところ、『次の仕事が決まってなくて、不安で仕方がないんです』という回答でした。気持ちが安定しないと、人とのコミュニケーションも取りにくくなるようです」(40代・女性)
■笑顔がなぜか暗い先輩
「以前勤めていた職場の先輩で、周囲には明るく振る舞って、飲み会にも積極的に参加している方がいました。ただ、なぜか大声で笑っているにも関わらず、表情が暗く、笑顔が引きつっているということが多かったです。
何でだろうな? と思っていたところ、売上ミッションが到達せず、上手くいかなければポジションを外される――という状況に立たされてたようです。よほど自分を偽るのが上手い人ではない限り、不安な気持ちは笑いのなかにも出てきてしまうんですね」(30代・男性)
仕事上での不安を抱えていると、自分では「気づかれない」と考えていても、他人にはわかる振る舞いが出てしまうものなのかも。
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(文/Sirabee編集部)