「待機児童なんか一人もいない」 自民党・杉田氏の発言に批判殺到

「待機児童なんて一人もいない」杉田水脈衆議院議員のツイートが波紋。

(画像はTwitterのスクリーンショット)

社会問題となっている待機児童問題。女性の社会進出、家庭の経済状況からの共働き、保育士の不足などから、今もなお保育所の順番を待つ親たちは少なくない。

この待機児童をめぐる問題について、自民党の杉田水脈衆議院議員のツイッターでの発言が物議を醸している。


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■「待機児童なんて一人もいない」

問題となったのは24日のツイート。待機児童について叫ばれる昨今について「世の中に『待機児童』なんて一人もいない」と発言した杉田議員。「子供はお母さんといたいもの」とし、子供たちは保育所を待っていないと主張した。

さらに「待機してるのは(子供を)預けたい親でしょ」と、家庭の事情で子供を預けることができない親を非難しているともとれる発言で締めた。

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■「世の中のお母さんを追い詰めていく」の声

ツイートを受け、ネット上では「他人の痛みがわかりますか?」「そうやって世の中のお母さんを追い詰めていくんですね」と批判の声が相次いだ。

・え、じゃあ養うためにお金頂けますか? それとも専業主婦じゃないと子供は産むなってことですよね?


・政治家が言っちゃいけない発言だな。子供と一緒にいるのが嫌で保育園に預けるお母さんがいると思ってるのか?


・子供と一緒に居たいと思っている母親も多いと思いますよ。ですが、働かないと生活出来ない家庭があるからです。どの家庭も高所得世帯だと思っておられるのでしょうか?


その他にも、「待機児童という単語が正しくないなら、保育園待ち親でもなんでも、言葉は変えてくださいよ。でもそれがなんなんですか」「言葉選びが悪すぎる」といった、声もあがっている。

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