タモリが高級住宅街・田園調布を訪問 映画『シン・ゴジラ』聖地に視聴者興奮

『ブラタモリ』(NHK)で、東京都の田園調布にタモリが訪れ、映画『シン・ゴジラ』の聖地を歩いた。

20日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、タモリ一行が東京の高級住宅街・田園調布を訪問した。田園調布といえば、政治家や芸能人といったセレブな人々が住まう100年の歴史がある街だ。


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■超高級住宅街・田園調布の歴史

大正初期、東京都の中心部は近代化の影響で人口が急増。田園調布は、かつて都心から離れた郊外であり、理想の街を作ろうとして生まれ、街は放射状の道と環状道路を組み合わせた構造となっている。

田園調布の不思議な構造のカーブした道は、大正時代から建築の規則で決められており、味気ない壁の代わりに緑豊かな生け垣が街中を彩る。カーブは、その生け垣を楽しむための工夫で作られたという。

また、田園調布という名前は、イギリスの19世紀の都市計画「ガーデンシティ」に近代化を進める明治政府が注目し、その時にあてた日本語訳の「田園都市」が由来だ。

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■田園調布は『シン・ゴジラ』の聖地

ブラタモリでは、田園調布をより魅力的にしている場所として「多摩川浅間神社」や「丸子橋」が紹介された。

これらは、大ヒット映画『シン・ゴジラ』で、ゴジラ都内進入阻止のための作戦「タバ作戦」が指揮された場所。ファンの間では聖地となっており、訪れる人も少なくない。

視聴者からは、「タバ作戦のところだ」「浅間神社の登場にびっくり」と、興奮や驚きの声が上がっている。


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■聖地巡礼は50代も

しらべぇ編集部では、全国20代〜60代の男女1,365名に「聖地巡礼をしたことがあるか」を調査した。

最も多かったのは30代男性の13.8%で、逆に少なかったのは60代男性の7.0%と判明。全体的に見ても、あまり聖地へ行かない人が多いようだ。

今回の放送では、「シン・ゴジラの聖地巡礼をした気になった」という声も聞かれた。今や、動画や画像などで見ることができれば訪れた気分になれるため、実際に聖地へ訪問したいという人もあまりいないのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の既婚男女1,365名(有効回答数)

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