略称にハッシュタグ 冬ドラマのネット・SNS戦略をチェックしてみた

『逃げ恥』は略称、ハッシュタグでもお手本のような存在。

■好きだからこそファンもモヤモヤ

このように考えているのは記者だけでなく、ファンにも少なからずいるよう。好きだからこそ、応援したい作品だからこそモヤモヤしてしまうのだろう。

https://twitter.com/__enjoytoufu/status/954282424187236352

また、検索すると「ハッシュタグは公式が決めるべき」「投票にすると愉快犯的に一番変なものにする、それがツイッター民」のような声も確認できた。


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■高視聴率は間違いない でも「楽しみを分かち合いたい」

ただ、2シーズン目の人気作であることや、松本演じる深山のキャラ、およびキャスト同士の掛け合いなど魅力的な部分が盛り沢山な作品のため、トレンド入りしなくてもこのまま高視聴率は確実なのもまた事実である。

『99.9』深山の活躍とオヤジギャグに「待ってました!」の声

とは言え、「ツイッターで楽しみを分かち合いながらドラマを観たい!」のがSNSに親しんだ世代である。そんな人からすれば固定のハッシュタグがあるのがやはり理想なのではないか。


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■原作モノが多い時代だからこそ頭を使うことに

『99.9』の場合はツイッターの仕様に依るところが大きく、また「刑事事件で起訴されると99.9%が有罪になる」という事実を踏まえてのタイトル付けなので、SNS戦略が難しくなってしまっているのもある意味仕方のないことだろう。

だがマンガや小説などの原作モノが多く、簡単にタイトル自体を変えられるわけでもない今の時代、いかに上手に略称をつけハッシュタグによって盛り上げていくか、SNS運用担当者の腕の見せ所と言えそうだ。

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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部

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