悪いと思いながら止められず… 会話中にスマホを触る行為の対策法とは
スマホを見ながら会話する、若者たちが数多く…。
日馬富士の暴力事件について、貴ノ岩が説教中にスマホを触ったのが原因と、一部では言われている。もちろん暴力はいけないことだが、会話中のスマホには批判的な人も多いだろう。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名を対象に調査を実施。「会話中に相手がスマホを触るのは嫌だ」と回答した人は、全体で60.3%と高い結果になった。
■目を見て話すのは会話の基本なのに…
年代別では、やはり世代が高くなるほど割合も多くなる。
マナーに厳しい世代なので、納得のいく結果といえる。
「『人の目を見て話す』って、会話の基本。しかも他のことをしながら聞くなんて、論外!」(40代・男性)
「会社の昼休みなんて、みんなスマホを見るのに下を向いている。誰かが話しかけても、お互い顔を上げることなく、適当なやり取りをするだけ。いかがなものかと、思うときもある」(50代・男性)
■若い世代も危機感はある
年代別では一番少ないとはいえ、20代でも半数近くの人は、会話中にスマホを触るのは良くないと思っている。
「マナーとしては、ありえないことだと思う。だから上司とかが相手なら絶対にしないけど、友達同士だとつい、やってしまう」(20代・男性)
会話中にスマホを触るのは、若い世代だけではないとの意見も。
「最近は上司もスマホに夢中になっているので、世代間の問題でもないと思う」(20代・女性)
■スマホを見ないようにする対策法
もやは、スマホ中毒とも思えるような症状の人も多くいる。
「もう、スマホを見るのが、癖になっている感じ。このシーンではダメだなと思っても、触ってしまうときがある」(20代・女性)
大切なシーンでスマホを触らないように、対策している人もいるのだ。
「飲みの席でスマホばかり触っていて、『取引先が相手のときにやったら洒落にならないから、ほどほどにしておけ』と上司に注意された。
それからは大切なときには電源を切って、かばんの奥に突っ込んでいる。たまにはそんな時間も作ったほうがいいなと、今では思う」(20代・男性)
上手に付き合えば、とても便利なスマホ。しかし、それによって周辺にいる人たちとのコミュニケーションが失われてしまうのは、悲しいことである。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)