暴力問題で揺れる角界 相撲に興味がある人のリアルな割合とは
暴力問題に揺れた角界だが、肝心の相撲で魅せて欲しいものだ。
日馬富士の暴行問題により、一時期のニュースやワイドショーは相撲一色になった。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名に「相撲に興味がある」かの調査を実施。
その結果「興味がある」と答えた人は、18.4%と少ない割合であった。今回の騒動は、今後の相撲にどのような影響を与えるのだろうか。
■スージョはごく一部のコアな層
性年代別では、どの年代でも男性のほうが多い結果である。
相撲ファンの女性は「スージョ」と呼ばれ、テレビなどで頻繁に取り上げられている。しかし、大きなブームではなく、まだまだコアな層にとどまっている感じのようだ。
「今までの人生で、相撲をちゃんと見たことがない気がする。おもしろいのかな?」(20代・女性)
■相撲ファンにも不安が
さらに男女ともにどの年代も、3割を切る少ない割合なのは気になるところ。若い層だけでなく、上の年代の人たちも相撲に興味がないと答えた人が多いのだ。
相撲ファンである男性は、次のように語る。
「一応国技と言われているのだから、一部のファンだけでなく、たくさんの人に楽しんで欲しい。それが、こんな悪いニュースだけ、大きな話題になるなんて…。
新規のファンが、さらにつきにくくなりそう」(40代・男性)
■相撲ファン以外は騒動をどう見たか
今回の騒動を、相撲に興味のない人たちはどう思っているのだろうか。
「相撲界が若貴フィーバーに湧いたときには、親が熱心に観ていた。僕も一緒に観ていたから、貴乃花親方には親近感があるかな。でも今の相撲は全然わからないので、ただ野次馬根性で見てる感じ」(30代・男性)
またあまりに相撲の問題が取り上げられるので、嫌になった人もいる。
「相撲の話題ばかりだったので、しばらくワイドショーは観なかった」(30代・女性)
今後は場外乱闘ではなく、相撲そのもので楽しませて欲しいものである。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)