暴力問題で揺れる角界 相撲に興味がある人のリアルな割合とは

暴力問題に揺れた角界だが、肝心の相撲で魅せて欲しいものだ。

2018/01/11 06:00

(2630ben/iStock/Thinkstock)

日馬富士の暴行問題により、一時期のニュースやワイドショーは相撲一色になった。

そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名に「相撲に興味がある」かの調査を実施。

その結果「興味がある」と答えた人は、18.4%と少ない割合であった。今回の騒動は、今後の相撲にどのような影響を与えるのだろうか。


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■スージョはごく一部のコアな層

性年代別では、どの年代でも男性のほうが多い結果である。

相撲に興味グラフ

相撲ファンの女性は「スージョ」と呼ばれ、テレビなどで頻繁に取り上げられている。しかし、大きなブームではなく、まだまだコアな層にとどまっている感じのようだ。

「今までの人生で、相撲をちゃんと見たことがない気がする。おもしろいのかな?」(20代・女性)

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■相撲ファンにも不安が

さらに男女ともにどの年代も、3割を切る少ない割合なのは気になるところ。若い層だけでなく、上の年代の人たちも相撲に興味がないと答えた人が多いのだ。

相撲ファンである男性は、次のように語る。

「一応国技と言われているのだから、一部のファンだけでなく、たくさんの人に楽しんで欲しい。それが、こんな悪いニュースだけ、大きな話題になるなんて…。


新規のファンが、さらにつきにくくなりそう」(40代・男性)


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■相撲ファン以外は騒動をどう見たか

今回の騒動を、相撲に興味のない人たちはどう思っているのだろうか。

「相撲界が若貴フィーバーに湧いたときには、親が熱心に観ていた。僕も一緒に観ていたから、貴乃花親方には親近感があるかな。でも今の相撲は全然わからないので、ただ野次馬根性で見てる感じ」(30代・男性)


またあまりに相撲の問題が取り上げられるので、嫌になった人もいる。

「相撲の話題ばかりだったので、しばらくワイドショーは観なかった」(30代・女性)


今後は場外乱闘ではなく、相撲そのもので楽しませて欲しいものである。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)

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