仕事ができる人は返信が早い? メール対応を後回しにしない方法とは
返信のレスポンスひとつで、評価が大きく変わってしまうことも。
仕事のやり取りでは、まだまだメールを利用することが多いだろう。すぐに対応ができないのはわかるが、あまりに遅いと返信を待つ側には不満が募る。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代有職者の男女661名を対象に調査を実施。全体では、55.5%もの人が「仕事ができる人は返信が早いと思う」と答えている。仕事ができる人は何事にも、スピード感があるのだろう。
■「暇そうな人ほど返信が遅い」の声も
性年代別では、どの年代も女性のほうが多い。
女性自身にマメな人が多いので、レスポンスの早さはよくチェックしている。
「仕事ができて忙しそうな人からはすぐに返信があるのに、それほど仕事を抱えていないような人が遅い。たまに無視されるときもあるし、なにを考えているんだか…」(30代・女性)
1日にたくさんのメールが来るので、すぐ対応するなんて無理との意見もあるだろう。
「すぐに返信はできないにしても、数日寝かせる意味がわからない」(20代・女性)
■一言だけでもいいので早く返してほしい
返信が遅い人にも、「自分には決定権がないので、上司から承認を得るまで返事ができない」など、言い分はある。しかし、待たされている側には、そのような背景はわからない。
「『検討して、再度ご連絡します』だけでもいい。返事がないのが、一番不安」(30代・男性)
完全に情報が整ってからじゃないと、返してはいけないと思っている人がいるが、相手はその間、どのように話が進んでいるかわからない。よって、不安になるのだ。
■メールチェックをスケジュールに組み込む
「仕事ができる人は、返信が早い」との言葉は、さまざまなシーンで聞いているはずだ。それなのにどうして、先延ばしにする人がいるのか。
「大量のメールを処理するのは、とても時間がかかる。他の仕事との兼ね合いを考えると、どうしても優先順位が下がってしまう」(30代・男性)
緊急性が低いと、判断してしまうのだろう。そんな人はあらかじめ、メールをチェックする時間を決めておくと、返信の遅れが防げる。
「毎日、午前と午後に、メールチェックのスケジュールを入れている。こうすれば返信の遅延もしないし、それ以外の時間は他の業務に集中ができるから」(40代・男性)
早くレスポンスをするだけで好印象が与えられるならば、やらない手はないだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代有職者男女661名 (有効回答数)