恋愛離れの一因か? 一人でいるのが好きな人の割合が想像以上に

老若男女問わず、一人が好きな人が多くなっているのだ。

2018/01/07 10:00

孤独

人間関係が複雑になりがち現代では、他人と一緒にいるよりも、一人で過ごす時間を大切にしている人も多い。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名を対象に調査を実施。全体では、71.4%もの人が「一人でいるのが好き」と答えたのだ。多くの人が、自分の時間を満喫しているようである。


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■一人好きは老若男女問わず

性年代別では、30代男性が一番多い結果である。しかし、どの年代や性別でも大きな差はなく、老若男女問わず、一人が好きな人が多いのだ。

「人といると、どんな相手でも気を遣う。ただ食事をするのさえ、相手の意見に耳を傾ける必要があるし。その点、一人は自由だから」(30代・男性)


一方で、あまりに一人でいると、人恋しいくなるとの意見もある。

「仕事を辞めてしばらくニートのような生活になったとき、誰にも会いたくなかった。最初の頃はそれでもいいんだけど、あまりに一人でいると寂しさを感じるように。一人が大好きだと思ってきたけど、ずっと続くと苦痛なんだなと思った」(30代・女性)

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■一人が好きな人の恋愛事情

恋愛をすると、パートナーと同じ時間を過ごすことが多くなる。一人が好きな人たちは、これが苦痛と感じる人もいるようだ。

「誰かと会う約束をしても、その日に行くのが嫌になるときがある。恋愛は、それの繰り返しだから。付き合ってもそういうのが煩わしくなって、別れたこともある」(20代・男性)


束縛するタイプが相手の場合には、さらに一人の時間を奪われる。

「付き合ったら、めちゃくちゃ束縛する女の子だったことがある。そんな子と付き合ったら、自分の時間を持つのは不可能。それ以来、恋愛に積極的ではなくなった」(30代・男性)


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■60代以上の男女差の意味

60代以上の結果をみると、男性よりも女性のほうが約10ポイントも多い。60歳で定年を迎えた人たちは、他者との関わりが一気に減る。これを寂しく思う人が多いのかも。また、配偶者に先立たれた場合も、男女間で意識差があるというのはよく聞く話だ。

「亡くなった父は、なにかととうるさい性格だった。いなくなった頃は母も落ち込んでたけど、今は自由を得た感じで、一人を楽しんでいるみたい」(40代・女性)


各家庭の事情や性格もあるが、男性の場合はふさぎ込んでしまうことも多いといわれている。一人の時間があるからこそ、人との関わりの大切さがわかることもあるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)

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