「ブスだって幸せ」を感じてほしい おぎやはぎが思う「魅力的なブス」とは?
AbemaTVで放送中の『おぎやはぎの「ブス」テレビ』。MCを務めるおぎやはぎに直撃した。
■ブスはテンションが上がらない
他の番組では、むしろ数々の美人女性たちと接する機会が多いふたり。「美人とブス」接し方に違いはあるのだろうか。
矢作:違いますよ。疲れますもんブスはやっぱり。テンションが上がらない。
小木:やっぱキレイな人はモチベーション上がるじゃないですか。パワーがみなぎるというか。一緒に絡んでて楽しいんですよね、美人だと。
矢作:それはやっぱ気持ちの問題で、「お花畑で寝っ転がる」のと「焼け野原で寝っ転がる」のでは気持ちがぜんぜん違うでしょ? そういうものだからやっぱり。
■「ブスだって幸せ」を感じてほしい
おぎやはぎが考える「ブスの魅力」とは…
矢作:やっぱり「気を遣わない」というのは美人より良いんじゃないですかね。美人は「カワイイ」ばかり言われてきたからワガママですからね。変なことや、大したことじゃないのに機嫌を悪くしたりとか…。ブスってそういうことがないでしょ。
小木:そうね、だから「わきまえてるブス」は本当に接しやすいですよ。
――おぎやはぎにとって「良いブス」とは?
矢作:ブスいじりをされていいブスっていうのは、良いブスかどうかはわからないけど、「仲良くなりやすいブス」ですよね。
小木:ほんと、そこ触れられるってデカイですからね。やっぱここに出てくる素人のブスって良いブスなのかもしれない。ブスだと言わせる雰囲気って大事ですよね。
――番組に出演するブスたちの魅力的なところは?
矢作:明るいところですよ、結局は。「ブスでしょ~」「ブスなことしちゃったでしょ~」っていうのを明るく話してますしね。世の中で「私ブスだから…」って落ち込んで笑顔もない人が、こんなに楽しそうに生活してるのを見ると、「あぁ…考え方ひとつでこんなに幸せそうに生活できるんだ」って思えるから。
小木:番組最後の「ブスだって幸せ」っていうフレーズ、アレがすべて。ブスの視聴者にはそれを感じてほしいです。「みんな楽しんでる」っていうね。
矢作:前向きにポジティブになってほしい。ポジティブになってきたら、オレたちがめちゃくちゃネガティブなこと言いますけどね、「調子に乗るな!」って。調子に乗られるとそれはそれで腹立つからね(笑)
■『新春スペシャル』の見どころは…
1月8日21時からは「新春スペシャル」が放送される。その見どころについて聞いたところ…
矢作:ブスたちの若い頃の写真が出てきます。ブスの二十歳の頃とかの写真ってやっぱりおもしろいですよ。
一方で小木は、出演するたびに過激な下ネタトークを展開する販売員の女性・高原さんに注目だという。
小木:俺は、高原さんのHのエピソードがちょっと最悪でしたね…。アレ注目かも(笑)
矢作:まぁ、一般的なテレビでは絶対にありえない。あんな内容はない!
小木:アレはやっぱ素人の強みじゃないですか?
矢作:だってアレ、普通の番組ならボツだもん。スタッフと打ち合わせをしたら、普通は採用されないもん。ボツにならないのはスゴイよね。
ブスの妬みや僻み、さらにはちょっぴりHな下ネタトークまで…。今後も『「ブス」テレビ』に目が離せない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・伊藤大生)