「新潟銘酒の父」の教えが流れる糸魚川の酒 蔵人の栽培米だけでつくる6人の蔵とは
国税庁酒類鑑定官として新潟清酒を叱咤激励した田中哲朗氏の教えを今も守る。
②『純米吟醸瓶囲い熟成 月不見の池』
糸魚川市早川谷産の「五百万石」を100%使用。精米歩合50%で醸した純米吟醸酒を1年間瓶囲いで貯蔵熟成させた。穏やかな香り、喉を滑る米の味とコクが特徴。
「ナスの味噌炒めや焼きトウモロコシと合わせてみて」とは蔵元夫人の弁。
③『純米酒 月不見の池』
蔵人が栽培した「たかね錦」を精米歩合60%で使用。「五百万石」より味が乗る米なので、味わいとコクのあるタイプに仕上がっている。ただしアルコール度数は15度に加水されているので、さらりとした口当たり。
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(取材・文/Sirabee編集部)