絶対シワにならない黒豆の炊き方? 『土井善晴レシピ』は本当か検証してみた

おせち料理の中でも人気の黒豆。「失敗しない」と噂のレシピを試してみたところ…。

③煮立てながらアクをとる

黒豆

大豆には、苦味や渋み、えぐ味の元になるサポニンという成分が含まれており、それが原因で煮ていると泡が出る。強火で煮立てながら泡となって浮いてくるアクをとろう。

さし水をしながら、この作業を2〜3回繰り返す。


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④圧力鍋なら20分で

黒豆

土井レシピでは、その後、「ごく弱火で8時間煮る」となっているが、楽をしたい人は圧力鍋を使うとあっという間だ。

圧力をかけて20分ほど弱火にかければ、この通り。たしかに、まったくシワが寄っていない。

黒豆

煮汁がひたひたになるまで弱火で煮詰め、自然に冷まして味をなじませる。


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■空気に触れるとさらに真っ黒に

黒豆

煮ている間、「どうにも赤っぽくて黒くならないな」と感じても、ちゃんと錆びたくぎを入れておいたのなら大丈夫。豆が空気に触れると反応して真っ黒くなるので安心しよう。

というわけで、たしかにシワひとつ寄らずに完成した黒豆。さすが、土井善晴レシピだ。明日から初めても元日には間に合うので、ぜひ試してみてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年12月16日~2016年12月29日
対象:全国20代~60代男女1,378名(有効回答数)

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