絶対シワにならない黒豆の炊き方? 『土井善晴レシピ』は本当か検証してみた
おせち料理の中でも人気の黒豆。「失敗しない」と噂のレシピを試してみたところ…。
③煮立てながらアクをとる
大豆には、苦味や渋み、えぐ味の元になるサポニンという成分が含まれており、それが原因で煮ていると泡が出る。強火で煮立てながら泡となって浮いてくるアクをとろう。
さし水をしながら、この作業を2〜3回繰り返す。
④圧力鍋なら20分で
土井レシピでは、その後、「ごく弱火で8時間煮る」となっているが、楽をしたい人は圧力鍋を使うとあっという間だ。
圧力をかけて20分ほど弱火にかければ、この通り。たしかに、まったくシワが寄っていない。
煮汁がひたひたになるまで弱火で煮詰め、自然に冷まして味をなじませる。
■空気に触れるとさらに真っ黒に
煮ている間、「どうにも赤っぽくて黒くならないな」と感じても、ちゃんと錆びたくぎを入れておいたのなら大丈夫。豆が空気に触れると反応して真っ黒くなるので安心しよう。
というわけで、たしかにシワひとつ寄らずに完成した黒豆。さすが、土井善晴レシピだ。明日から初めても元日には間に合うので、ぜひ試してみてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
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