「豚に真珠」は「ニートにプレミアムフライデー」 現代版のことわざに賞賛の嵐
『5時に夢中』の人気コーナー「ことわざアップデート」、2017年の大賞はあの人気俳優ネタ。
21日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、「古臭いことわざを現代にマッチする形でアップデートする」人気企画「ことわざアップデート」の2017年大賞作品が決定。視聴者から賞賛が起きている。
■下ネタ、世相を切る秀作揃い
第1回の2015年は「隣の芝生は青い」が「レンタル中のAVはドエロい」、2016年は「山椒は小粒でもぴりりと辛い」が「灘中の子供でも俺らより偉い」にアップデートされ大賞を受賞。
今年は36作品から反響の大きかった10作品がノミネートされ、作家・岩井志麻子(53)らによって大賞を決定する。
「毒を食らわば皿まで」は「娘を食らわば母まで」、「生兵法はケガの元」を「生でいいよという女は地雷」、「賽は投げられた」が「便は顔出した」など同企画は下ネタが中心。
ただし、森友学園の国有地払い下げ騒動を受けて「安物買いの銭失い」を「安物国有地買いの小学校失い」。「豚に真珠」を「ニートにプレミアムフライデー」など、世相を切った作品も目立った。
■人気俳優ネタも選出
2017年の作品の傾向には、ドラマでの「顔芸」も話題になった人気俳優・香川照之(52)が絡むことが多かった。そこで「香川照之大賞」を設定、受賞作が本大賞にノミネートされることに。
「鳶に油揚げをさらわれる」が「香川照之の顔芸に見せ場をさらわれる」、「医者の不養生」を「照之の無表情」など、4作品が紹介され、「縁の下の力持ち」をアップデートした「香川照之の面の下の表情筋」が香川照之大賞を受賞、ノミネートされた。