なにが聖夜だ! 最悪すぎるクリスマスの思い出3選
本来の趣旨から逸脱している感のある日本のクリスマス。廃止論を唱える人も?
クリスマスとは、本来イエス・キリストの降誕を祝う日である。ところが日本では「プレゼントがもらえる日」「カップルのための日」に変貌している感も。
そんな日本のクリスマスに違和感を覚える人もおり、なかには「廃止すべきだ」という意見もあるようだ。
少々過激な「クリスマス廃止論」。どのくらいの人が、支持しているのだろうか。
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■クリスマスを廃止すべきだと思う?
しらべぇ編集部では全国の20代〜60代までの男女1,328名に、クリスマスについて調査を実施。
結果、「廃止すべきだと思う」と答えた人は、13.8%。なんだかんだ言っても、1年に1度のイベントだけに、楽しみにしている人が多いのだろう。
■性世代別である傾向が
数少ない廃止論者だが、どのような人たちが「必要ない」と考えているのだろうか。性世代別で見ると、ある傾向が。
30代の割合が高く、男性22.0%、女性17.9%でいずれもトップの数字。クリスマスに「嫌な経験」をしたことがある人が多いのかも。
■廃止論を唱えたくなるほど最悪なクリスマス3選
廃止論を唱えてしまうほど、最悪なクリスマスはどのようなものだったのか。複数の人に聞いてみた。
①イブをきっかけに二股発覚
「昔つきあっていた彼氏と、イブの予定を決めようという話になったとき、『仕事で会えない』と告げられた。怪しいと思って、携帯を盗み見したら、別の女とデートの約束をしていた。
結局自分は二番手だったということが判明し、1人ぼっちのクリスマスを過ごすことに」(30代・女性)
②楽しそうなカップル相手に仕事
「ケーキ販売業なので、毎年クリスマスはほぼ仕事。平日ならまだ割り切れるけど、休日だと最悪。楽しそうなカップル相手にケーキを売るとき、『このあと2人で食べるのかな』とか考えると気持ちが沈む。
そもそも我々のような勤務者がいるから、クリスマスを楽しめる。そのことを忘れないでほしい」(20代・女性)
③毎年最悪
「彼女ができたことがないので、毎年最悪。楽しそうなカップルを見るたびに、爆発すればいいのにと思う。
そもそも、イエス・キリスト様の降誕を祝うイベントなのに、彼氏・彼女がいると勝ち組、いないと負け組っていう風潮は許せない。こんなものは、廃止すべきでしょう」(30代・男性)
賛否両論のクリスマス。今年はイブが日曜だけに、「クリスマスなんてなくなってしまえ!」と思っている人は、外に出ず、家で過ごすのもありかも。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,328名(有効回答数)