落ち葉で焼き芋を焼いた経験は? 「家でやるのは正直迷惑」の声も
焼き芋といえば、やはり落ち葉で焼くイメージがあるが…実際、やったことがある人はどれくらいいるのか?
暑かった夏が終わり、やっと秋が来た…と思ったら、雨降りが続き一気に気温が下がってしまった。こう寒いと、「ほっくほくの焼き芋」が食べたくなってくる。
焼き芋といえば、落ち葉を集めて、その中で焼くイメージがあるが、なかなか目にする機会は少ない。実際にやったことがある人は、どれくらいいるのだろうか。
■落ち葉焼き芋経験者は3人に1人
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,336名を対象に「落ち葉で焼き芋を焼いたことがある」かどうか調査したところ、経験者は全体の33.6%。
若者よりも年配の人のほうが多いのか、と思いきや、そうでもないのだ。
「小学校の時、学校で焼いて食べた気がする」(20代・女性)
「地域の集まりで、みんなで落ち葉を集めて、アルミホイルで包んで焼きましたね。ちょっと生焼けだったり、焼けすぎたり…懐かしい」(30代・男性)
など、小さい頃に学校や自治体などで、イベント的にやった気がする…という人が多いようだ。
■できるところが少ない?
そもそも、今は「落ち葉で焼き芋を焼く」ことができる場所があまりない。
多くの公園では、火気の使用が厳禁。バーベキュー場やキャンプ場など、指定された場所であれば可能だが、手軽ではないだろう。
では、自分の家の庭でやればいいのか! というと、それも問題が生じる。
落ち葉程度の一過性の軽微な焚き火なら良いとしている地域もあるが、完全にNGとしている地域も多い。住んでいる場所によって異なるため、「自宅の庭なんだから、いいでしょ!」とはならないので要注意だ。
もちろん、法律や条例で問題ないからといって、近隣への配慮を忘れたら「迷惑行為」として指導対象になる。
実際、こんな声も。
「隣の家が、定期的に落ち葉を集めて、焼き芋を焼いているみたいで。臭いもすごいし、煙もすごい。それが、風向きによっては全部流れてきて…。
隣の人が落ち葉を集め始めたら、洗濯物を回収してます。正直、すごくストレスなんですよね」(40代・女性)
アルミホイル&濡らした新聞紙で包んでオーブンで焼いたり、焼き芋専用の鍋を使ったりすれば、家でも簡単に美味しい焼き芋が食べられる。
それでも、やっぱり「落ち葉で焼いた、焼き芋が恋しい!」という人は、専用の場所で楽しんだほうがいいかも。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1336名(有効回答数)