ビートたけしが「唯一勝てないと思った芸人」を激白 ファンからも納得の声
『1番だけが知っている』に出演したビートたけしが「唯一勝てない」と思ったお笑い芸人を告白。
お笑いタレントであり、俳優、映画監督など多才にこなすビートたけし(70)。破天荒で過激な表現から「天才」と称されることも多く、お笑い界のトップに君臨しているといっても過言ではない。
しかし、そのたけしが唯一「勝てない」と思っているお笑い芸人がいるという。18日放送の『1番だけが知っている』(TBS系)でその人物を明かし、話題になっている。
■さんまのアドリブ力にショック
その人物とは、明石家さんま(62)。その理由について、アドリブ力と切り返しのすごさをあげ、「テレビの時代では、一番すごかったというかショックだった」とたけしは語る。
さらに、相手のミスも自分のミスもすべて笑いに変える力を称賛。アドリブが多かった『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)では、「あの設定ではさんまに勝てないし、勝とうと思うと番組が終わっちゃう」ほどだったという。
この、ずば抜けたさんまのセンスの高さに驚いたたけしは「初めてツッコミに回ろうかな」と思ったのだとか。実際に、当時のコント映像でも「俺がなんでお前のツッコミに回んなきゃいけねーんだ」と漏らしていた。
■人間社会に必要なバクテリア
そして『ひょうきん族』放送開始の半年、ライバルだった『8時だョ! 全員集合』(TBS系)の視聴率を初めて上回った。
しかし、たけしは「さんまという毒を飲み続けたおかげで『ひょうきん族』は意外に早く終わった」と分析。「その毒で『全員集合』もやっつけたけど、その毒で自分たちも終わった」と、『ひょうきん族』の9年を振り返った。
また、現在のさんまについて「いつまで経ってもあのまんまだと思うし、治らないと思うよ。だって毒だから」とコメント。さらに「あの毒は人間社会に必要なバクテリアなんで、死なないようにね」と、笑いながら答え、さんまへ愛を送った。