「最終回?」と困惑も 『アンパンマン』30年目突入節目の放送が「神回」と話題
2018年に放送30周年を迎える『それいけ! アンパンマン』。節目となる1375回が「神回」だった…
やなせたかし氏が生み出したアンパンマンは、子供たちの永遠のヒーローだ。
2018年に放送30周年を迎える『それいけ! アンパンマン』(日本テレビ系)だが、30年目突入となる第1375回を6日放送。視聴者から「神回」と絶賛の声が挙がっている。
■アンパンマンファン必見の記念回
記念すべき第1375回は「アンパンマンとどろんこ魔王」。
どろんこ魔王は1989年公開の劇場版第1作『それいけ! アンパンマン キラキラ星の涙』に登場した敵キャラクターだが、映画版とは異なるストーリーが展開された。
アンパンマンとばいきんまんの誕生シーンから始まり、宿敵・どろんこ魔王との対決、ばいきんまん一派との共闘など、まるで劇場版のような胸が熱くなる展開が続く。
■やなせうさぎに感動
さらに注目すべきは、やなせ氏をイメージした「やなせうさぎ」の登場シーンだろう。
放送終盤、空腹で動けないやなせうさぎにアンパンマンは自分の顔を分け与える。元気を取り戻したやなせうさぎに「いつでも呼んでくださいね。どんなに離れていても必ず助けに来ます」と飛び去った。
まるで雲の上のような、不思議な湖に立ちアンパンマンを見送るやなせうさぎは、2013年10月13日に亡くなったやなせ氏が「天国から見守っている姿」を象徴するかのようだった。
■神回、完全保存版の声
しらべぇでは既報だが、アンパンマンの声を務める女優・戸田恵子(60)も、この日の放送に触れていた。
「この1375回には、最後にやなせうさぎさんが出てきます。やなせうさぎさんをアンパンマンが助けるのですが、今日は台詞を言いながら何度も胸にこみ上げてくるものがありました」
視聴者にとっても、胸に込み上げてくるものがある放送だったようだ。
やっぱり今回のアンパンマン、神回だった。最終回かと思う展開。
最後に出てきた「やなせうさぎ」って、先生じゃないですか。歩いていたのは空?天国?アンパンマンが、「どんなに離れていても助けに行くよ」と言ってたの泣ける。
ホラーマンは矢尾さんだった!?違和感なかったよスゴい!— イブキ@仕事中育児中 (@ibuki_okkg) October 6, 2017
https://twitter.com/pochi555am/status/916130661420822528
今日のアンパンマンは完全保存版
— のこ (@noooook_0f) October 6, 2017
28年ぶりに登場する映画一作目のラスボス
アンパンマンとばいきんまんの誕生話
どろんこ魔王に捕まったアンパンマンを助けるばいきんまん
ウユニ湖っぽいところでアンパンマンに顔をもらうやなせたかし先生
来週はやなせたかし先生の命日
今日のアンパンマンまじでよかった— ツタカズラ (@zassyu2_ero) October 6, 2017
https://twitter.com/mmmmiki8636/status/916127797436751873
https://twitter.com/ChristynaTylor/status/916129780671508480
■「永遠のライバルがいる」のは6.4%
しらべぇ編集部は、全国20~60代の男女1,368人に「永遠のライバルがいる」か調査。「いる」と答えたのは全体では6.4%、男女では男性の方がやや多い。
アンパンマンとばいきんまんという「永遠のライバル」が手を取り合い、巨悪と闘う姿は、子供たちだけでなく大人にも感動を与えた。
この放送を見た視聴者の心にも「勇気の鈴」が鳴り響いたことだろう。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)
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