「壊れるほど抱いてほしい」 『クロ現』障害者の「恋と性」特集に大反響

リリー・フランキーが出演した『クローズアップ現代+』の「障害者と恋とセックス」特集が大きな注目を集めた。自慰も難しい彼らの痛切な叫びに、考えさせられる。

2017/09/26 16:30

■「壊れるほど抱いてほしい」 女性の切なる願い

同番組には、他にも障害を持つ人たちが登場した。その中のひとりである35歳の女性の告白は、あまりに赤裸々で、痛切だ。

脳性麻痺で手足に障害を持つ彼女が、恋愛や性に対して周囲との意識差を感じ始めたのは中学生の頃。彼女が恋バナを始めただけで、「えっ……」という空気が周囲に流れたという。

そんな彼女も、去年やっと、ありのまま自分のさらけ出せる相手に出会ったそう。しかし、いざ実際の行為になるとその人の思う通りに動けず。その結果、

「しょせん、脳性麻痺やな」


と、酷い言葉を投げかけられたそうだ。なんと冷たく、人の心を壊す言葉だろう。その後、女性は意を決したようにカメラに向かって……

「ちょっと激しくなりますけど、壊れるほど抱いてほしいと思います」


「壊れるほど抱き締めてほしいし、本当に抱いてほしいと思います」


と、切なる願いを吐露した。


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■ツイッターで反響続々

この放送に、ツイッター上ではさまざまな感想をつぶやく人の姿が見られることに。

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■『ジョゼと虎と魚たち』を思い出す人も