目くそ・耳くそは「目ヤニ・耳垢」 鼻は鼻”くそ”だけ?

目くそ耳くそは他の呼び方があるのに、鼻だけ「鼻くそ」しかない? 黒田勇樹のコラム

性格が悪かろうが、言葉遣いが悪かろうが、ある程度の容姿を持った女性には、寛大な気持ちで接することができる俳優/ハイパーメディアフリーターの黒田勇樹です。

しかし、物事には限度があり、女性が“それ”をクチにした瞬間、「ああ、このオンナはナシだな」と感じる言葉も存在します。

このコラムは、子供の頃から芸能の世界で台本や台詞に触れ続け、今なお脚本家やライターとして「言葉」と向かい合っている筆者の視点から、様々な「言葉の成り立ち」について好き勝手に調べる「妄想的」な語源しらべぇです。


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■「クソ」は言ってほしくない

世界共通、最上級のスラング「F○CK」よりも、「死ね」「殺す」よりも、女性に口にして欲しくない言葉は、「クソ」です。

どんな場面であっても、女性の口から「クソ」と出てきてしまっては、もう愛せる気がしません。

しかし、様々な場面を検証したところ、女性であっても男性であっても、どうしても「クソ」を使わなければいけない場面を発見したのでお伝えします。

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■いろんな「クソ」が出るものの…

人間の顔からは、いろんな「クソ」が出ます。目からは、目くそ。耳からは耳くそ。鼻からは鼻くそ。口からは、歯くそが出ます。

顔から出るクソたち、耳くそであれば、耳垢(ミミアカ・ジコウ)、目くそは目ヤニ、眼脂(ガンシ)、歯くそであれば歯垢(シコウ)などと、丁寧に言い換えることができるのですが、なんと例外がひとつだけ存在するのです。


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■他に呼び名のない「鼻くそ」

もう、お気づきですね。「鼻くそ」です。同義の言葉を有せず、医学会を始め公的な機関の中でも「鼻糞(ハナクソ)」と呼ばれているのです。鼻くそは、他に呼び方のない、唯一無二の存在なのです!

どんなにおしとやかな女性であっても、鼻から出てくる、鼻水の成れの果て、ホコリやウイルスの死骸の塊を表現する場合には「クソ」を使わなければいけません。

言葉遣いに厳しい紳士淑女の皆様、デート相手の「鼻くそ」にだけは寛大に接することをオススメします。

まあ、そもそも会話に「鼻くそ」が出てくるデート自体どうかと思いますが…。

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(文/ハイパーメディアフリーター・黒田勇樹

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Sirabee編集部

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