エアコンの快適温度 家族間で違いを感じている人は6割も
家族だけでなく、会社でも…
9月に入り、「そろそろエアコンがなくても過ごせる」と考える人もいれば、「まだまだ暑いから必要」だと考える人も。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の家族と一緒に暮らしている男女1,044名に「エアコンの温度」についての調査を実施。
「家族間でエアコンの快適な温度が違う」と答えた人は、全体で62.8%もいることが判明した。
■男女間のエアコン論争は継続中
男女別では、女性のほうがわずかに多い結果になっている。
男女間でエアコンの快適温度が違うのは、よく知られた話だ。
「旦那が暑がりだから、夏はすぐに温度を下げようとする。温度設定でケンカになることもあったけど、今は私がカーディガンを羽織るなどの寒さ対策をすることに」(30代・女性)
「私が冷え性で、エアコンを効かせすぎると体調が悪くなってしまう。だからうちは、夫に我慢をしてもらっている」(40代・女性)
■汗っかきの苦悩
自分が汗っかきだと自覚をしている人は、7割近くがエアコンの快適温度に差を感じているようだ。
汗っかきの人は、やはりエアコンを強くしたいのが本音である。
「暑い中帰宅し、家で涼みたいと思ったら、エアコンがついていないときがある。『今日はいらない』と妻や子供から言われても、自分は汗だく」(40代・男性)
「自分が人より暑がりなのを自覚しているから、あまり無茶は言わないようにしている。ただそうすると、家の中にいても常に汗をかいている状態に」(30代・男性)
■会社でも起こるエアコン問題
エアコンの設定温度は、家族間でも論争になりやすいもの。それが家の外になると、他人が相手なのでさらに厄介なことにも。
「上司が常に、ハンカチで汗を拭いているくらいの暑がり。夏場のエアコンが上司の好みで設定されるので、女性社員はみんなひざ掛けやカーディガンなどの対策が欠かせない」(30代・女性)
「会社のエアコンの設定温度が高く、外のほうが涼しいときがある。いくらなんでもやりすぎでしょ」(40代・男性)
快適に過ごすためにあるはずのエアコンが、ときにトラブルを生むのは悲しいことである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の家族と一緒に暮らしている男女1,044名 (有効回答数)
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