時代劇復興の起爆剤に 松岡昌宏『遠山の金さん』決定に期待の声
TOKIO松岡昌宏が、かつて松方弘樹や松平健が演じた「遠山の金さん」に挑戦。
TOKIOの松岡昌宏が、かつて松方弘樹や松平健が演じて一世を風靡した時代劇『遠山の金四郎』で、「遠山の金さん」こと遠山金四郎役を演じると判明。
ジャニーズや時代劇ファンから、期待の声があがっている。
■自ら潜入捜査
松岡演じる遠山金四郎は、北町奉行でありながら「遊び人の金さん」に扮し、悪事に対して自ら潜入捜査を行う稀有な存在。
悪事の真相が明らかになったところで、「この桜吹雪を散らしてみろ」などといいながら、肩に描かれた桜の入れ墨を見せ、刀一本で襲い掛かる悪党を迎え撃つ。
この際に見せる「チャンバラ」は番組名物の1つだ。とくに松方弘樹の刀捌きはキレが良く、評価が高かった。
■奉行所で「名裁き」
お縄となった悪者たちは奉行所に連行され、裁きを受けることになるのだが、悪党は一様に罪を第三者に押し付けようとする。
そこで北町奉行・遠山金四郎が「遊び人の金さん」だったと明かし、「黙って聞いていれば、寝ぼけたことをぬかしやがって」と江戸っ子のべらんめぇ口調で悪人を一喝。
そして肩を出しながら「この桜吹雪を見忘れたとは言わせねえぞ」と動かぬ証拠を突きつける。すると悪人は「ははー」とひれ伏すのだ。その様子は「スカッ」とするもの。『水戸黄門』『暴れん坊将軍』と並ぶ勧善懲悪な名時代劇で、高い人気を持つ。