『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が『君の名は。』を超える10の理由

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』酷評が続いているが…

■理由④:途中でトイレに行っても大丈夫

『君の名は。』は多くの伏線があったり、観ながら考えないとわからない部分がいくつかあるため、途中でトイレに行ったらすべてを理解するためにはもう1回観なければならないだろう。

しかし同作は、基本的に伏線と思われる部分はほぼ放置のため、途中でトイレに行っても問題ない。その証に、記者の横で映画を観ていた中学生カップルたちは、途中からスマホをいじっていても理解できたようだった。

映画館内のマナーとしてスマホをいじるのは問題があるが、中学生でもスマホをいじりながら映画を観ても理解できるということは、やはり非常にわかりやすい作品だということだ。


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■理由⑤:カップルが帰る時に気まずい雰囲気になっている

『君の名は。』のラストは主人公とヒロインが出会う感動的な終わりになっていたが、同作のエンドは謎の終わり方のため、「君の名は。モード」で観に来たカップルが気まずい雰囲気になっていることが多い。

そのため、記者のようなひとりで観にきたオッサンでもカップルのラブラブした雰囲気に包まれてゲンナリすることがないため、観終わったあとも非常に気分がいい。

映画鑑賞はエンターテイメントであり、ストレス解消でもある。気分よく帰れるというのは非常に大事な要素ではないだろうか。

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■理由⑥:鑑賞後の観客が謎の一体感に包まれている