貸したエロ本が原因で殴り合い 刑務所の受刑者カーストはまるでヤンキー学校?

ふかわりょう司会の『5時に夢中』で元受刑者が刑務所内でのケンカ事情、受刑者カーストを告白!

17日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、「ささいなことでケンカになる刑務所内のケンカ事情」を調査。

刑務所内でのケンカ内容や受刑者同士のランク付け・受刑者カーストなどが語られ、視聴者から驚きの声が溢れている。

((C)ぱくたそ)

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■ケンカの原因とは

しらべぇでも既報の「ソフトボールの打順で男性受刑者が大喧嘩した」記事を受け、実際に元受刑者に話を聞く形で刑務所内でのケンカが紹介された。

音に敏感な受刑者が多いため、「麺をすする音や食器のこすれる音。いびきがうるさい」など生活音に関すること。

「挨拶の返事がない。体がぶつかった。屁がくさい」といった細かい部分でもすぐにケンカとなってしまう。

また、「運動会のパン食い競走で手に入れたパンを分けてもらえなかった。鮭のしっぽの部分ばかりが配られる」など、特に食べ物に関するケンカが多いそうだ。

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■開かないエロ本

男同士での生活のため、差し入れや購入して手に入れるエロ本は必需品。

それでも貴重なため、仲間内で回し読みするが、貸したエロ本が汚れて戻ってくると「ページが開かねーぞ」とケンカになるという。

司会のふかわりょう(42)らは「袋とじが増えちゃうんですね、後付けで」と感想を口にした。

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■ケンカ以外で気をつけること

学校でランク付けされる「スクールカースト」ように、刑務所内では犯罪の内容によって立場が変わる、いわば「受刑者カースト」も存在する。

受刑者カーストは、知能犯である詐欺罪・横領罪をトップに、殺人罪、暴行罪、窃盗罪・薬物にまつわる犯罪、性犯罪の順。詐欺罪や横領罪で捕まった受刑者は刑務所内でも一目を置かれるそうだ。

「どんな場所でもカースト制度ができる」ことに納得しつつコーナーは幕を閉じた。


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■視聴者「ヤンキー学校みたい」

実際に経験した者でなければ分からない、刑務所内の暗黙のルールに、視聴者も驚きと納得を示していた。

20~60代の男女1500名を対象に「元不良という肩書が評価されることに疑問を感じる」か調査したところ、半数以上が疑問を感じている。

刑務所に入るような罪を犯さず、真面目に生きるのが一番なのは言うまでもない。それでも、刑務所で罪を償い出所、努力を積み重ね、成功を手にすることもある。

万が一、刑務所に入ることになったとしても、「暗黙のルール」を頭に入れておけば無暗にケンカに巻き込まれず、更生に近づけるかもしれない。


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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2014年8月15日~2014年8月19日
対象:全国20~60代の男女1500名(有効回答数)

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