人生こんなはずじゃ…　「顔がそっくりな双子姉妹」の悲しい末路

「私は四国の田舎生まれで、小学校の時には人数が少なく、学年がひとクラスしかなかったので、双子の姉と同じクラスでした。

顔が似ているだけでなく、母親が同じ服を着せるのが好きだったこともあり、先生たちが『パッと見て、どっちがどっちかわからなくて不便』と言いだし。

毎朝学校へ行くと、手のひらに油性ペンで姉が○で私が×を書かれて、それを見て判別する…というのをされていました。今、こんなことしたら大問題ですよね…」

「テストで姉が正解したところで、私が間違えると、『なんでお姉ちゃんはできるのに、あなたはできないの？』と言われるなど、比べられることは多かった。

顔がそっくりで遺伝子もそう違わないから『ふたりの能力は一緒』と思うれるんでしょうが…『姉と私は違う人間。違って当然なのに！』といつも不快でした。

また『お姉ちゃんはここにホクロがあるのに、なんであなたにはないの？』など言ってくる人も。『双子だからなんでも一緒だと思うな！』という気分です」

「姉が結婚した時に、周りが姉の夫に『顔が似ているから、妹にも興奮する？』『先に妹と会っていたら、妹と恋に落ちて結婚したかもね』と、変なことを…。

『顔が似ているから、姉でも妹でも一緒』と思われるなんて、それだけでも私たち双子にとってはイヤな気持ちになったし、ぜんぜん笑えないです。

また姉は神経質で、そう言われ続けるうちに『もしかしたら妹と不倫するかも』と妄想を広げるようになり、結婚後には『夫に会わせたくない…』と顔を合わせることがなくなりました」