「ジブリパーク」報道にネット民「どの城が建つの?」 愛知県民にも聞いてみた
「ジブリパーク」がついに実現へ! 早くも歓喜に湧くネット民の声と、お膝元となる愛知県民に心境を聞いてみた
1日、中日新聞が、愛知県長久手市にある、愛・地球博記念公園が、「ジブリパーク」として生まれ変わることを報じた。
31日にスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(68)と、愛知県・大村秀章知事(57)が名古屋市内で会談して大筋合意に達し、2020年代初頭のオープンを目指すという。
『となりのトトロ』の世界観を主体に、順次整備を進めるものの、木々の伐採などは行わない方針のようだ。
■ネット民の妄想膨らむ
ファン待望の「ジブリパーク」誕生のビッグニュースに、ネットでは、「入場ゲートは、やっぱりあの作品のアレだよね!」や「メインのお城はどの城が建つんだろう…」といった、パーク内の建造物やアトラクションに妄想を膨らませるファンが続出している。
あくまでジブリパークだから、真ん中にカリオストロ城建てる訳にはいかないのか
— アオイ模型 (@aoi_mokei) June 1, 2017
ジブリパークにトトロの世界を再現するなラピュタとハウルの動く城を建造しろ(無茶振り)
— 湘南ペンギン (@shonanpen) June 1, 2017
https://twitter.com/riya_306/status/870076691657277440
https://twitter.com/pachi_sup8/status/870102396554190848
自分がとくに好きな作品の「コレを作ってほしい」という強いこだわりを持ったファンからの声も多く、スタジオジブリ作品の奥深さを物語っている。
東京ディズニーランドで言うところの「シンデレラ城」のポジションには、スタジオジブリ作品ではないものの、「宮﨑駿監督の初監督作品『カリオストロの城』のお城を!」という意見が多くの賛同を得ているよう。
また、「ジブリ飯」と呼ばれる、作品の中で登場する美味しそうなグルメの数々をパーク内で味わえたら…といった声も少なくない。
■愛知県民は歓迎?
今回の報道についてしらべぇ編集部が愛知県民に聞いてみたところ…
「地球博覧公園全体がジブリパークになるとジブリの世界に没頭できる空間になりそうで期待値が高い。子供もジブリが好きなので楽しみ。入場料が高くないといいけど」(長久手市・30代男性)
「青少年時代から親しみのある公園なので、愛知県民にとっては朗報。 今後リニモのジブリラッピングやオーケストラによるジブリコンサートなどイベントにも期待が高まります。テーマパーク化し過ぎず、あくまで『ジブリの世界観』を活かした 場所として全国から人が集まる公園になればと思います。(名古屋市・20代女性)
「とにかくオープンが楽しみ! 名古屋にジブリ大歓迎! 自然いっぱいのジブリの世界観にピッタリの場所!」(名古屋市・20代女性)
ジブリに興味がある人間としては楽しみだが、わざわざ変えてなくてもよいのでは?(名古屋市・30代女性)
と歓迎の声が目立つ。また、近々名古屋に転勤する30代男性は…
「元々ジブリが好きなのと、名古屋にはもともと出張で行く機会も多かったので転勤も非常に楽しみです。テーマパーク然とした営利優先でなく、ジブリ独自の世界観を再現することを最優先に作ってもらえるといいですね。日本を代表する観光地になってくれることを望みます」
とのこと。
■ジブリ好きに「合わせる人」も
幅広い人気を持つジブリ作品。しらべぇ編集部の調査によれば、全体で1割ほどが「ジブリは好きではないが周りに合わせて好きだと言ったことがある」と回答。
とくに若年層には、「合わせる人」が多いことがわかる。
このようにファン以外も巻き込むことができれば、成功する可能性も高いかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・もやこ)
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~7月27日
対象:全国20代~60代 男女計1345名
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