タイムマシンで行きたいのは?過去の栄光を思う元ヤンたち
恐竜を見たい、いじめっ子をやっつけたい、未来の世界を見たい…みんな、過去も未来も興味があるようだ。
『ドラえもん』を始め、多くのアニメや映画に登場するタイムマシン。「もし、タイムマシンがあったなら」と、考えたことのある人はたくさんいるはずだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,334名に「タイムマシンについて」の調査を実施。
「タイムマシンで行ってみたいのは、未来よりも過去だ」と答えたのは51.7%だった。未来と過去、人々の興味は真っ二つに分かれている。
■自分が亡き後の子供を見たい
年代別では、あまり変化は見られない。
「未来に行って、自分が死んでいたら嫌だ」(20代・男性)
このような意見もあるが、どの年代でも過去を選んだのは5割前後。年を取るほど少し先の未来に自分がいない確率が上がるが、それに恐怖を感じる人が増えている様子はない。
「自分がいなくなった後、子供はどうしているのかを確認したい」(40代・女性)
「『エヴァンゲリオン』など近未来を描いた映画やアニメに時代が追いついたけど、あれほどの進化はしていない。自分がとっくにいない未来に行って、さらに先はどんな世界なのか確かめてみたい」(30代・男性)
自分がいないことを前提にした未来に、行きたい人も多いようだ。
■自分をいじめてたヤツをやっつけに過去へ
過去に行ってみたい人は、どのような意見を持っているのか。
「自分が小学生だった時代に行って、いじめてたヤツを今の力でやっつけてやりたい」(30代・男性)
「受験に失敗したので、過去の自分に『もっと勉強しないと後悔する』と説教する」(20代・男性)
過去の自分を思い描く人もいれば、太古の昔に思いをはせる人も。
「ドラえもんたちみたいに、実物の恐竜を見てみたい。ティラノサウルスのイメージがどんどん崩れていっているので、実際にこの目で確かめる」(40代・男性)
ちなみに元ヤンは、7割が過去に行きたいと答えている。
みんなとつるんで悪さをしていた頃に、また戻りたいと思っているのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名 (有効回答数)
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