タブーは魅力?「閲覧注意」と書いてあると逆に見たくなる人の割合は…
人間は「ダメ」と禁止されると逆に気になってしまう生き物?
「怖いもの見たさ」という言葉がある。ギリシャ神話の『パンドラの箱』を例にとるまでもなく、人間は、「ダメ」と言われるとタブーを犯したくなってしまう生き物だ。
■「閲覧注意」は抑制効果がある?
昨今、ニュースサイトやネット掲示板などでよく見かけるのが、【閲覧注意】というタイトル。 ショッキングな画像などを見たくない人のために「ゾーニング」するのが目的だが、本当に効果があるのだろうか?
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,363名を対象に「『閲覧注意』というタイトルだと逆に見たくなる」人の割合を調べてみた。
■4割は「『閲覧注意』で見たくなる」
男性は39.6%、女性は41.7%が、「『閲覧注意』というタイトルだと逆に見たくなる」と回答。くわしく見てみると…
3、40代女性と5、60代男性は、「怖いもの見たさ」の傾向が強く、もっとも高い40代女性では5割に迫った。
■実態は「見てもらう」ため?
こうしたデータから推測すると、ニュースサイトや掲示板等の【閲覧注意】というタイトルは、見たくない人をゾーニングするよりは、読者の興味を惹き、クリックさせることを目的につくられている可能性も少なくない。
ゾーニングは、年齢制限のある性表現などにも設定されているが、それが「逆に興味を煽る可能性」を見越しておくべきかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)
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