アナウンサーはタレントなのか? 4割以上は「一緒だと思う」
女子アナなどテレビ局のアナウンサーは「タレント」と一緒? そう考えている人が意外に多い。
正確にニュースを伝えたり、取材・リポートをしたり、番組で司会やアシスタントを務めたり…。アナウンサーの仕事は多岐にわたる。
しかし最近ではバラエティ番組にゲストとして登場するなど、タレントと差がない活動も多い。今のアナウンサーはタレントと一緒だ! と思っている人はどれくらいいるのだろうか。
■アナウンサー=タレント?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,332名を対象に調査したところ、全体の45.7%が「アナウンサーはタレントと一緒だと思う」と回答。ほぼ半数の人が、アナウンサーはタレント化してしまったと思っているのだ。
性年代別で見てみると、最も低いのは男女ともに20代。
アナウンサーのタレント化が始まったのは1980年代頃という説もあり、20代であれば小さな頃から見ているアナウンサーはすでにタレントのような仕事もしていたことになる。そう考えるとこの結果も納得できそうだ。
■退職→女優やタレントに…
テレビ局を退職後はフリーアナウンサーになる人も多いが、古くは野際陽子、近年では山村美智や八木亜希子など、女子アナから女優に転身するケースもある。さらには脊山麻理子や塩地美澄など、グラビアアイドルになる人も。
逆に、元モー娘。の紺野あさ美や元モデルの久慈暁子、来年日本テレビに入社予定の元乃木坂46の市來玲奈など、アイドルやタレントからアナウンサーとして就職する人も増えてきている。
■今後の展望は
「黒すぎる女子アナ」岡副麻希や元SKE48の柴田阿弥など、フリーアナウンサーも増えているが、テレビ局に所属している人はあくまでも「会社員」のはず。実際、この流れに苦言を呈している人は少なくない。
これからもタレント化が進むのか? 差別化されていくのか? アナウンサーは、どんな職業になっていくのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)