『暗黒女子』上映前に幸福の科学作品の予告編に引く観客も

(画像は『暗黒女子』公式サイトのスクリーンショット)
(画像は『暗黒女子』公式サイトのスクリーンショット)

清水富美加(22)こと、千眼美子がW主演のひとりを演じた映画『暗黒女子』が4月1日に公開された。

もうひとりの主演女優・飯豊まりえ(19)に加え、清野菜名(22)、玉城ティナ(19)、小島梨里杏(23)、平祐奈(18)、千葉雄大(28)が舞台挨拶に登場。

しかし、清水がこの場に参加することはなく、主演女優が不在という異例の舞台挨拶として報道された。

本来であれば多くのプロモーション活動のほか、公式Twitterやブログで自らの出演作品を告知するはずのこのタイミングでも、清水本人からのコメントはないままだ。


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■ファーストデーなのにガラガラ

公開初日は4月1日ということで、通常よりも低価格で映画が観られるファーストデー。多くの劇場が賑わい、満席の作品も出る中で『暗黒女子』の上映は観客がまばらだったという声も。

「時間帯もあったと思いますが、それほど席数が多くないのに4分の1も入っていませんでしたね。初日だし、1,100円なのにこれって…」

 
また、ある劇場では上映前の予告編のひとつにある作品が流れて、微妙な雰囲気になったという。

「幸福の科学プロデュースで5月に公開される映画、『君のまなざし』の予告編が流れたんです。その映画自体にふみカスが出演しているわけじゃないし、いろいろ騒動はあったけど、作品は作品として『暗黒女子』を楽しむつもりで行ったのに、そんなわざわざ思い出させるような予告編を流さなくても…。
 
正直ドン引きでしたし、ざわつきはしませんでしたけど、劇場内が微妙な空気になった気がしましたね」

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■鑑賞者の評価は上々なだけに

作品自体の評価は? というと、鑑賞者のツイートを見ても、「かなり良かった」「ラストの展開に鳥肌が立った」など高評価なコメントが目立つ。

キャッチコピーに「あなたの予測をすべてブチ壊す驚愕のラスト24分」とあるように、終盤は怒涛の展開でそれまでのストーリーが覆され、見応えは充分だ。

映画レビューを執筆するライターのS氏はこう語る。

「映画好きやミステリーが好きな人だと、多少『こうなりそうだな』と予想できるところもあるかと思いますが、清水の思わせぶりな演技もあって、最後まで緊張感がキープされる仕上がりになっています。
 
女子高生という年代特有の自意識や、裏表のあるドロドロしたものがうまく描かれているのですが、驚いたのは平祐奈。清純派女優としてCMでも活躍しているのに――と考えると、かなり衝撃的なシーンが。短いシーンだし、あからさまな画ではないけれど、効果音と相まって相当エロティックな場面でした。


騒動がなければ、清水の演技も評価されたでしょうし、平のシーンも大きな話題になった可能性があるだけに、ちょっと残念ですね。正式な興行成績が発表されないと、実際に動員が少ないのかは不明ですが、仮に少ないとしたら、これから公開される清水の出演作の関係者は、かなり頭を悩ませることになるのではないでしょうか」

 
S氏が指摘するように、この作品の興行が振るわない結果になった場合、今後の出演作の公開にあたって上映館数などに影響を与えかねない。

清水の演技を含めて、作品自体を評価する声があるだけに、騒動のことは切り離して多くの人に届くといいのだが…。

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(取材・文/しらべぇ編集部・チーム・ぺる

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Sirabee編集部

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