そのお金を寄付して!矛盾しすぎ「お金持ちの謎の慈善活動」

(shironosov/iStock/Thinkstock)
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ビリオネアやハリウッドスターなど「お金持ちには慈善家が多い」といわれる。

だが、ほんとうに素晴らしい慈善活動をしている人がいる一方で、中には矛盾しているような活動を行う人たちもいるらしい。

しらべぇ取材班は、調査を実施した。


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①ただ騒ぎたいだけ…

「大学生の時に、お金持ちの家の子たちが、六本木などのクラブを貸し切って『恵まれない国の子供たちに寄付を募るパーティー』みたいなのを、


よく開催していたんですよ。最初に主催者から、子供たちがご飯も食べられずいかに大変か…という話とかしてきて、『彼らをお腹いっぱいにしよう!』と。


でもいざ始まると、ただのクラブでのパーティーと化し、酔って料理を投げ合って遊ぶ人や、終了時にはお酒も料理も残しまくりで廃棄するはめに。


『え? 子供たちが食べられずに苦しんでいて、そのためにお金集めるのに、うちらは料理を雑に扱ったり捨てるの?』という感じで。


クラブを貸し切る料金や飲食代をそのまま寄付したほうが良いですよね…。恵まれない子供を利用して、ただ騒ぎたい人たちにしか見えませんでした」(女性・27歳)

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②「寄付をしている」という学校の名誉が大事

「私は中学時代に、いわゆるお金持ちの人が行くようなお嬢様学校に入っていたんですが。一年生の時に、自分たちでお弁当袋を手芸でつくって、


それを学園祭で売って、売上げを寄付する…という流れだったんです。そのお弁当袋のキットは買わされるんですが、確か千円弱くらいしました。


そして先生がチェックして、出来栄えに応じて値段をつける…という感じだったんですが。一年生でそんなプロ並みに手芸をできる子なんていないから…。


よくて500円、ひどい子だと50円とかで売られていて。生徒にとってもかなりショックな査定だし、値段的にも千円をそのまま寄付したほうがプラスだし。


いったい『誰得なの?』という感じ。学校側では学園祭の売上げを寄付…という体裁がいいんでしょうね。学校の名誉中心って感じでいやでした」(女性・29歳)


なにもしないよりは、したほうがいいのは事実だが、もっと効率よくしたほうがいい…と思うのもこれまた事実かもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん

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Sirabee編集部

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