マクドナルド「クォーターパウンダー・チーズ」販売終了!一体何が…
春は出会いと別れの季節。SNSでも、卒業式や、新生活へ向けての投稿が目立ってきた。
そんな中、ファーストフードの代名詞的存在である「マクドナルド」でも、あるレギュラーメニューの「卒業」が発表された。
■「クォーターパウンダー」2種が来月4日で販売終了
突然の販売終了が発表されたのは、バンズからはみ出る「通常の2.5倍(1/4ポンド)」の大きなパティにスライスオニオンと、食べ応えのあるボリュームが特徴の「クォーターパウンダー・チーズ」と「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」。
この2種類のバーガーは、今年4月4日を持って販売終了すると、マクドナルドが発表。販売終了の理由については未だ公表されていないものの、資材状況によって、店舗によっては早期に販売終了となる場合もあるとのこと。
日本での販売が開始されたのは2008年からのこと。当時、原油価格高騰などの影響を受け、2004年から日本マクドナルド社が打ち出していた「高級路線」の「マックグラン」シリーズなどの売れ行きが行き詰まっていた。
そんな状況を打開すべく、「分かりやすくマクドナルドのアイデンティティーが感じられる商品を」と考え、アメリカでの人気定番メニューである、朝マックの「マックグリドル」に続いて投入されたのが、「クォーターパウンダー」シリーズであった。
■ネットでは驚きと悲しみの声
突然の販売終了の発表を受けて、ネットでは販売終了を惜しむ声が相次いでいる。
マックで1番好きなメニューのクォーターパウンダーがもう食べられないのは悲しいなぁ
— ブライアン (@mfujii_fm) March 24, 2017
クォーターパウンダーなくなったらマック行く理由がなくなる
— ウォーカー (@vape_ossan) March 24, 2017
クォーターパウンダーがメニューから消えるとか衝撃なんだけど。食べ納めしないと!!!次の検診終わったらマック寄って帰ろう決めた
— Tsukasa ♬︎*.:* (@t_JG7_k) 2017年3月24日
販売終了前に、「食べ納め」をしようという人が続出しており、季節柄、健康診断を控えている人も多く、葛藤するツイートも見受けられる。
マックに行ったら必ずコレと決めていた、という人からは「マックに行く意味が無くなった」という声も。
■『マクドナルド総選挙』の結果も影響している?
今年1月に行われた『マクドナルド総選挙』において、クォーターパウンダー・チーズは、1位を獲得した「ダブルチーズバーガー」や「ビッグマック」などが属するAブロックで、予選6品中6位。ダブルクォーターパウンダー・チーズは同ブロック5位と、ワースト1位・2位という結果に。
総選挙に出馬した全商品の中で、200円の「お手頃マック」シリーズを除く定番メニューの中でも、クォーターパウンダー・チーズは最下位という結果であった。
総選挙で最下位となった、お手頃マックシリーズの「バベポ」が、総選挙終了後に販売終了となっていることから、全くの無関係であるとは考えにくい。
「今しか食べられない限定商品」となってしまったクォーターパウンダー・チーズとダブルクォーターパウンダー・チーズ。
「食べておけばよかった…」と悔いが残らないよう、「食べ納め」もしておきたいが、クォーターパウンダーシリーズに代わる新メニューが登場するのかどうか、気になるところだ。
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