【竹島の日】島根県『竹島資料館』 韓国『独島体験館』と比べて地味すぎる
1905年1月28日に島根県への編入を閣議決定し、同年2月22日に島根県知事が所属所管を明らかにする告示を行った日本固有の領土『竹島』。
2月22日は島根県が条例により定めた『竹島の日』と定められているが、残念ながら現在は韓国が武力によって占拠、実効支配を続けている。
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■韓国には豪華な体験館も…
日本政府はこれを不法占拠だとして抗議を続けているが、韓国側は聞く耳を持たない状態だ。
さらに首都ソウルに豪華な『独島体験館』や、竹島の西側に位置する鬱陵島に『独島博物館』を建設し、領有権を主張し続けている。
■韓国と比べて地味な展示
日本も島根県庁に『竹島資料室』を作り、なぜ竹島が日本の領土か分かる展示物を出しているものの、あまりに地味すぎる内容になっていた。
竹島に関する歴史的公文書や「竹島問題研究会」の研究成果は多く展示され読めば理解できるものの、まず来館者がほぼいない。
しらべぇ取材班が訪れた日曜の昼もぽつぽつと来客はあったものの、休日に来る人数としてはかなり少ないのではないかと感じられた。
また、独島体験館では3D映像を使い映画のような展示をしているのに、竹島資料室では小さなモニタでDVDを放映しているのみ。
しっかりした根拠の展示を質素にしているのはある意味日本人らしいと言え、英語の展示もあったが、これでは日本人以外が竹島について理解するのは難しいのではないだろうか。
もう少し国は予算をかけて竹島がなぜ日本の領土なのかを世界的にアピールしなければ、とにかく派手に領土を主張する韓国に負けてしまうのではないだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)
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