武井壮の発言が話題 いじめ問題「責任は個人と親にある」に共感の声
今なお根深く残る「いじめ」問題。その中でたびたび話題に上がるのが「担任教師の責任」について。どこまでいじめに介入し、どこまでその責任を負うのか、いまも議論が続いている。
これに関して、6日放送の『好きか嫌いか言う時間』(TBS系)での武井壮(43)の発言が話題に。
■武井壮「いじめの責任は個人と親が負うべき」
この日は増加する「いじめ」について議論。その中で「教師はいじめを解決しなければならないのか」がテーマになった。とある塾講師は「教員が気づいていない場合もある。家同士で解決すれば良い」と持論を述べ、物議をかもした。
それに対して武井は「学校教育に過度に求めすぎ」とやや同調気味の発言。さらに「校長先生なんて会わないのにそんな人が責任をとるのはおかしい」としたうえで、「(いじめが起こったら)対処はすべき。ただ、先生が学校が責任をとらされるのは絶対に違う」と述べた。
学校側は最大限対処はすべきだが、あくまでも責任は個人と親が負うべきという主張だ。この発言にネット民からは「よく言った」「共感できる」と賞賛の声があがっている。
・よく言ってくれた。頭ごなしに学校が悪いとか、先生がダメとか言うんじゃなくて、ちゃんと問題に目を向けている
・そもそも家庭が学校に問題を投げすぎ。責任ばかり押しつけて教育を放棄してる
・ほかの人が精神論とか理想ばかり語る中、「違うんだよなー」って反応を全面的に出す武井壮
・もっと意見聞きたかった。古くさい意見じゃないし。予想以上に常識的な人でビックリした
■学生時代にいじめられた経験は4割
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,365名に「学生時代のいじめ」について調査したところ、60代は2割、そのほかの世代はおよそ4割が「いじめられた経験がある」と回答。
およそ半数が経験しているほど身近な問題である「いじめ」。学校がすべてを把握し、なおかつ責任をとらされるとなることで、むしろ隠蔽が進んでしまう要因になっているのかもしれない。
最近ではトレードマークのタンクトップも「ビジネス用」と公言している武井。熱血でいながらどこかクールな姿勢こそ、いまの時代に求められている人なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)
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