手軽で温まりダイエットにも!冬の夕食がほぼ鍋の若者たち

2017/02/14 06:00

冬はほぼ鍋
(©足成)

寒い日に食べたい料理と聞かれたなら、迷わず「鍋」と答える人は多いはずだ。

そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の自分で料理を作る男女956名を対象に「冬場の夕食について」の調査を実施。「冬はほとんど鍋」だと答えたのはわずか16.2%だった。

冬の定番と言えど、毎日のごとく続けるのは嫌なようである。


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■男性は気軽さ、女性はダイエット効果を求める

性年代別でも、見てみよう。

冬はほぼ鍋性年代別グラフ

男性では20代から30代の若い層で、比較的多くなっている。

「ひとり用の鍋に、具材を入れてポン酢で食べるだけ。鍋料理と言えるかも微妙だけど、簡単だし体も温まる」(30代・男性)


男性のひとり暮らしの場合、よほど好きでもない限り凝った料理をしない人が多い。手軽にできる鍋料理は、冬場の強い味方である。

また、女性でも20代が一番多くなっている。女性の場合、鍋は手軽な他にも魅力を感じる部分があるようだ。

「野菜がたくさん摂れるから、ダイエットのために鍋を続ける女性も多い。私の場合は、だんだんと飽きてきたので辞めてしまった。いくら鍋が好きでも、毎日はつらい」(30代・女性)


倖田來未が産後太りのダイエットで、鍋ダイエットをしていたのは有名な話だ。ただダイエットの目的でなければ、鍋は食べ過ぎてしまうとの意見も。

「鍋はシメをするためにあるのではないのかと思うほど、後の雑炊や麺が楽しみ。たとえおなかがいっぱいでも、無理やりシメを作って食べてしまうのをやめられない」(40代・女性)

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■会社員が鍋を好きな理由

職業別では、会社員は専業主婦よりも倍以上も多い。

冬はほぼ鍋職業別グラフ

「仕事がある日は、あまり凝った食事を用意できない。定番の具材と市販の鍋つゆを買ってきて、それらを鍋に入れた温めるだけなのに喜んでくれるから助かる」(40代・女性)


料理に時間をかけられない日にも、鍋はとても便利な存在である。

「クックパッドとかの料理サイトを見ていると、めちゃくちゃ凝った鍋料理が出てきて感心します。追求すれば奥が深いのでしょうが、私にとっては『冬のお手軽料理』ですね」(30代・女性)


具材やだしによって高級にもB級グルメにも変化する鍋料理は、これからも多くの人の心と体を温めていくだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の自分で料理を作る男女956名 (有効回答数)

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ニャック

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