斎藤佑樹がケビン山崎氏のジムでトレーニング 「清原の二の舞?」の声も
厳しい声を覆すことができるだろうか?
26日、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹が、ケビン山崎氏主催のジム「トータル・ワークアウト渋谷店」でトレーニングする姿を公開した。
斎藤はすでに11月から同ジムに通っており、連日額に汗しながら厳しい練習に励んでいるという。
■清原和博の野球人生を変えたケビン山崎氏
「ケビン山崎」と聞いてピンとくる人は、かなりの野球マニアだろう。西武から巨人に移籍し、成績が下降気味になった清原和博がプロレスラーの前田日明に紹介され、師事したトレーナーである。
同氏の提唱するトレーニング「トータル・ワークアウト」を実施した清原は、それまでの細身でスラッとした身体からレスラーのような大柄な身体に変貌。ホームラン量産が期待された。
しかし、トレーニングを施した年は一定の成績を残したものの、体重が増加したことで走力が落ちて守備範囲も狭まってしまう。
そして徐々に年齢を重ねると大きくしすぎた身体を下半身が支えきれず、肉離れなどで試合を欠場することが多くなる。結局慢性的な脚の故障に苦しみ、野球選手としてプレー続行困難となり引退。
西武時代はバランスのとれた身体で美しいホームランを連発し故障も少なかったため、「肉体改造をしなければもっといい成績を残せたのではないか」という声が根強い。
いずれにしても、ケビン山崎氏と出会ったことが清原の野球人生を変えたことだけは間違いない。
■斎藤佑樹はどうなる?
清原や松中、千代大海など師事した選手が故障を抱えて引退しているケビン山崎氏のトレーニングだけに、斎藤についても「清原の二の舞になる」「脚の怪我に苦しむようになるのでは」など懐疑的な声が。
ケビン山崎て短期間で結果出すけど、その後すぐ壊れることはみんなに知ってる
の前に力無いから活躍無理だろ— ゆたP (@one_pon) January 26, 2017
ケビン山崎、清原や千代大海など失敗作ばっか出してるイメージだけどしぶとく信奉あつめてるんやね
— ろこもち (@komoroge) January 26, 2017
ケビンに師事した清原は膝ボロになって選手寿命縮めたし、中田翔への指導も失敗してる。
パワーピッチャーへの拘りがあるのか知らんけど、斎藤佑樹の方向性がよくわからない。— くぎみや (@onion214) January 26, 2017
ちなみに本人曰く「例年以上の仕上がり」とのこと。筋力を大幅にアップし、かつて甲子園でみせた150キロ近い速球を取り戻そうと考えているようだ。
■ファイターズファンに聞いてみた
ファイターズファンのSさんに聞いてみた。
「斎藤佑樹がどうなろうと、ファイターズには影響ないでしょう。彼の『例年以上』なんて、ボージョレ・ヌーボーの『過去最高の出来栄え』みたいなものですし、実力が伴わないビッグマウスもいつものことですから。
今回の練習風景も別にマスコミに公開する必要はないし、粛々とやっていればいい話。ただ外にアピールしているだけのような気がします。ケビン山崎氏のトレーニングは投手なら好影響がでるかも…と思いますが、斎藤が耐えられるかといわれると疑問です。
もうファイターズの顔は大谷翔平になっていますし、有原・高梨・加藤あたりの若い投手もでてきているので、いずれにしても今年がラストチャンスでしょうね」
斎藤は厳しい声を覆すことができるだろうか?
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)