所沢シティマラソンの優勝者が不正で失格!ランナーから怒りの声が

マラソン
(Pavel1964/istock/Thinkstock)

先月開催された所沢シティマラソンで、優勝者がじつはコースをショートカットしていたことが判明。

スポーツマンにあるまじき行為に、ランナーたちから怒りの声が噴出している。


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■タイムがおかしいという指摘で発覚

所沢シティマラソン公式サイトによると、不正をしたのはハーフ男子60代の部で優勝した男性。

前半10キロに55分要したにもかかわらず、後半の11キロを34分で駆け抜けるという驚異的なタイムがでていることに、ネット上で不審視する声が浮上。

これを受けた運営が男性に確認したところ、当初疑惑を否定。しかし後日所沢市役所を訪れ、約7キロショートカットしていたことを認めた。

大会運営はただちに優勝者を失格処分に。以降の選手を繰り上げとし、新たな入賞者に賞状とトロフィーを送る方針。なお経費はすべて不正した男性に請求するという。

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■さらに2人が不正

この不正に加え、ハーフ女子39歳以下では女性のゼッケンをつけた男性がレースに参加し2位になっていたことも判明。そして、入れ替わった女性が5キロ以下男子で266位になっていた。

スポーツマンのありえない行為に、ツイッターでも怒りの声が。

https://twitter.com/usi1963/status/822054277392646144

参加経験者によると、不正しやすい環境だったようだ。しかしそれは、ランナーたちを信用をしていたからだろう。


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■マラソンランナーのモラルが問われる

健康志向の影響や、相変わらずの箱根駅伝人気でマラソンを趣味とする人が増加。

しらべぇ編集部が全国の20代から60代の男女1,353名に駅伝やマラソン中継をみると自分も走りたくなるか聞いてみたところ、各世代で2割程度が「なる」と回答。

駅伝走りたくなる1

東京マラソンなど大規模な大会も開かれているだけに、出場することを目指してランナーとなる人が少なくない。

それは素晴らしいことだが、今回のようにスポーツマンシップに反する人間がでてくることは、極めて由々しき事態。

このようなことが続けば、かなり厳しい出場基準が設けられることになるかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)

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佐藤 俊治

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