春の七草を言えない人は7割 七草粥を作って勉強してみた
1月7日に食べるものといえば、七草粥。一年の無病息災を願って食べられるものだ。
この時期になると、スーパーでも春の七草を集めたセットが売られている。しかし、「七草粥ってまずそう」「面倒くさそう」と作らない人も多い。
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■そもそも春の七草が言えない!
そもそも、春の七草を知っている人はどれくらいいるのだろうか。
しらべぇ編集部で「春の七草をすべて言える」かどうか、全国20代〜60代の男女1365名に調査してみた。
その結果、全体では22.5%の人しか言えないという結果に。
男女年代別で見てみると、やはり若い人の割合が低い。しかし一番高い60代女性でも31.9%と、そもそも親世代がわかっていないのだ。
教えてくれる人がいなければ、なんとなくしか知らない人が多いのも頷ける。
■作りながら学んでみた
記者も、名前はかろうじて全部言えるがどんな植物かは知らないレベル。そこで七草粥を作りながら勉強してみた。
幸せが来そうな七草セットを購入。蓋のイラストに、それぞれの野菜が書いてある。
書いてはあるのだが…ナズナとホトケノザ、セリとハコベラの違いがわからない。
①セリ ②ナズナ(ぺんぺん草) ③ゴギョウ ④ハコベラ
⑤ホトケノザ ⑥スズナ(かぶ) ⑦スズシロ(だいこん)
よく見れば、葉の形や生え方が違うため区別がつく。中には普段から見かける野菜も入っているのだ。
これらを塩ゆでし、細かく刻んでおかゆに入れれば完成。レトルトのおかゆを使えば、簡単にできてしまう。
■お味は…
塩ゆで後、刻んで、ほんだしを軽く混ぜる。
これだけで食べても美味しい! のだが、白がゆの上へ。
これをしっかり混ぜれば、七草粥の完成だ。
肝心の味は、かなり優しく胃に広がっていく。お正月に暴飲暴食してしまった…なんて人にぴったりだ。草っぽい味がするかと思っていたが、そこまで気にならない。
春の七草って何だっけ? という人は、ひとつひとつ名前を確認しながら七草粥を作ってみては。美味しく楽しく勉強できるはず。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代〜60代の男女1365名(有効回答数)
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