年越しは今年で最後?築地市場3つのエリアから見る買い出し攻略法
世界最大級を誇る築地市場。今年は「移転問題」に揺れ、当初の予定では11月からは豊洲新市場で営業が始まる予定だったが、小池百合子都知事による移転延期で、この年越しも築地で行われることとなった。
年内の営業は、30日が最終日。大晦日やお正月のご馳走のために、買い出しに出かけてみてはいかがだろうか。
築地市場には、仲卸が店を連ねる場内市場、一般の小売店や飲食店が並ぶ場外市場、11月にオープンしたばかりの、場外で仲卸から買える『築地魚河岸』の3つの買い方ができる。
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①場内市場
寿司店などのレストランや街の魚屋さんが仕入れに使うのが、場内市場の仲卸。小売NGの店もあるが、一般客に売ってくれる店も多い。
キロ単位などの量り売りが一般的だが、一般客が増える年内最終日は少ない量でも販売してくれる店もある。
プロが仕入れる邪魔をしないことが前提だが、もっとも市場らしい雰囲気が味わえるのが、このエリア。
②場外市場
場内市場と築地駅の間に多くの店が並ぶエリアが、場外市場。鮮魚と野菜が中心の場内市場と比べて、鶏肉や豆、卵焼きなどさまざまな種類の店があるのがポイント。
飲食店も数多い。
③築地魚河岸
豊洲への移転を見越して、中央区が11月にオープンしたのがこの施設。いわゆる場外にあるが、プロも仕入れる仲卸から一般客も買えるというメリットがある。
一般客の入場は「9時以降(15時終了)」とされている。
築地の年越しは、今年で最後になる可能性も。お昼前くらいには混雑も予想されるが、思い出づくりになるかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
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