主婦になったことを後悔してる?ナルシストの人が高めの傾向も
2016/12/28 20:00
結婚したあと、家事や育児をこなす主婦。専業主婦になる場合や、仕事をし続ける兼業主婦もいるだろうが、そもそも主婦になったことを後悔しているという人はいるのだろうか。
しらべぇでは、全国20代〜60代の主婦269名に、「主婦になったことを後悔している」という人の割合を調査してみた。
■後悔している人は鍋料理が苦手?
全体の割合で見てみると、主婦になったことを後悔しているは14.5%だったのに対し、特徴別で見てみると「ナルシストだ」という人は30.0%。
また、「鍋料理が嫌いだ」という人は36.4%が全体の倍以上と高めの結果に。
「ナルシストだ」という人は、結婚前なら自分を一番に優先できたが、結婚後は夫や子供など自分以外のことを考えることが増えることが原因なのだろうか。
「鍋料理が嫌い」で、主婦になったことを後悔している人は3人に1人もいるようだ。因果関係を考えてみると、鍋料理の味どうこうより、鍋を囲む家族だんらんという場が苦手だということなのかもしれない。
■主婦の後悔エピソード
実際、主婦になったことを後悔している人に話を聞いてみた。
①できちゃった結婚で
「できちゃった結婚で、10代で子供を産みました。それまでは毎日のように遊び歩いていたのに、出産したあと家のことはもちろん、子供の面倒も見なくちゃいけない状況がいきなり訪れてとまどい、自分の親に、子供を預けていた時期もありました」(30代・女性)
結婚する前の状況とはがらりと変わった生活に、ついていけなかったケース。子供にとっての祖母も、見るに見かねた状況だったのだろう。
②せっかく叶えた夢なのに
「看護師になるのが夢で、資格をとり、病院で働きました。でも、結婚と同時に、旦那の家業を手伝わなくてはならず、看護師を辞めなければならなくなって。もちろん、相手の実家の仕事はわかって結婚したんですけど、やっと叶った看護師という夢を手放さなければならくて、いまだに吹っ切れていません……。今はまだ、主婦になったことを後悔しています」(30代・女性)
結婚相手の事情などで、それまでの仕事を辞めなければならないことはある。大学や専門学校で学び、資格をとった場合に限らず、それまでの苦労が「水の泡になった」と考えてしまうことも少なくないのかもしれない。
主婦になると、今まで自分の世話だけでよかったことが、夫や子供といった家族をはじめ、多くの人の世話や責任が求められる。
ある程度は必要とわかっていても、ついていけない気持ちになることもあるかもしれない。しかし、家族を持ち、主婦になったからこそ、見えてくる幸せもあると信じたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の主婦269名(有効回答数)
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