日テレ大晦日は今年も『笑ってはいけない』 「もう飽きた」の声も

5人にとっては災難かもしれないが、まだまだ引退させてはもらえないようだ。

日テレ・日本テレビ

16日、日本テレビが大晦日に『絶対に笑ってはいけない科学博士24時』を放送すると発表。昨年松本人志が「10年目だし、もう終わりでいいのではないか」という主旨の発言行いシリーズ終了が囁かれたが、今年も継続することになった。

すでに撮影は終了しており、31日の放送に向け編集作業に入っている模様。


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■マンネリを指摘する声も

『笑ってはいけないシリーズ』の大晦日放送はこれで11年連続。笑いをこらえるメンバーと笑わせにかかる仕掛けや大物芸能人の芝居のせめぎあいが最大の見所だ。

視聴率も安定しており、紅白歌合戦を除く民放各社のなかでは長年トップの座を守っている。

日曜23時30分から放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』の人気は低迷気味だが、それでも続いているのは『笑ってはいけない』の存在が大きいためといわれる。

根強い人気を持つ同番組だが、最近はマンネリ化が叫ばれており「ワンパターンで飽きた」との声も。

https://twitter.com/PomPomTakashi/status/798724235204042752

それだけに「そろそろ終わってもいいのでは」という意見もあるようだ。

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■終わらせてもいいと思っている人はどのくらい?

マンネリ化を叫ぶ人が多い一方で、「やはり大晦日は『笑ってはいけないシリーズ』がみたい」という声も根強い。

しらべぇ編集部の調査によると、「『笑ってはいけないシリーズ』を終わりでいいのではないか」と考えている人は4割で、継続を望む人のほうが多いことが判明している。

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ネットの反応をみても「マンネリしていてもやっぱり面白いし、みたい」という意見が大勢を占めているようだ。


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■偉大なるマンネリで長寿番組化

『笑点』や『アタック25』などに代表されるように、長寿番組はマンネリを指摘されてもそのスタイルを崩さないことが「安心感」につながり、支持を獲得している。

『笑ってはいけないシリーズ』も「同じ内容」であることが愛されている1つの理由ではないだろうか。メンバーの5人が尻を叩かれている姿をみて「一年の終わり」を感じるという人も多いだろう。5人にとっては災難かもしれないが、まだまだ引退させてはもらえないようだ。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2015年12月22日~2012年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)

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