借りパクされ度が高いものベスト3 お金、本、○○
知人から借りたものの、ついつい返し忘れてしまう行為。「借りパク」と呼ばれているが、どれくらい一般的なのだろうか。
気になったしらべぇ編集部では、「人に借りて、返していないものがある」かどうかの調査を実施。
圧倒的多数の人はきちんと返却しているようで、安心できる結果である。しかし、2割の人は、どのようなものを借りパクしているのか、あらためて見てみると…
■借りパクの定番は「本」!
借りパクの定番である「本」だが、内容は幅広い。
「ギターの教本」(男性30代)
「中学時代の友達に借りた、赤川次郎の本」(女性40代)
「サルトルの『嘔吐』」(男性20代)
借りたものの読まないまま、返すタイミングを失ってしまうパターンが多い。
■音楽関連はパクられ注意
CDなど音楽に関するものも、返すのを忘れがちである。
「CD」(女性30代)
さらに、懐かしいものを挙げる人も。
「MD」(女性20代)
「LPレコード」(男性40代)
「30年ぐらい前に借りた、TOTO『ファーレンハイト』のカセットテープ」(女性40代)
30年前のものなら、さすがに貸した側も諦めていそうだが。
■現代では減少傾向? ゲームソフトの返却忘れ
家庭用ゲーム機が全盛期だった頃には、ゲームソフトの貸し借りも頻繁におこなわれた。
「ファミコンの『ドラクエ3』のカセット」(男性40代)
ゲームソフトは今まで取り上げた中でも高価なため、パクられた方としては痛手であろう。
「ファミコンソフト『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』」(男性20代)
20代だとファミコン世代ではないので、ゲーム好きか藤子・F・不二雄ファンだと考えられる。
■貸した金返せよ!
中にはモノではなく、生々しい答えも。
「借りたお金」(男性60代)
金額も千差万別だ。
「会社の同僚から借りた、500円」(女性60代)
「カネ、3万円」(男性40代)
500円で気にする女性もいれば、3万円を借りっぱなしの人もいる。金銭感覚がそれぞれ違うのは、こんなところにも現れるようだ。
■「無理やり貸してこないで」
借りパクは悪いことなのは間違いないが、本やCDではこんな言い分もあった。
「『すごくいいから』と勝手に貸してくる人がいる。興味がないので手をつけないうちに、返し損ねてしまう。逆に、『貸して』と迫られるので仕方なく貸したら返ってこないことも。面倒なので、貸し借りはしたくない」(40代女性)
それでも、借りたものは返さなくてはいけない。ただ相手の気持ちを無視しての貸し借りは、あまりいい結果を生まないと考えたほうがいいだろう。
・合わせて読みたい→「パクってんじゃねえよ!」借りたモノを返さない人は意外と…
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1,387名 (有効回答数)
・合わせて読みたい→60代女性の4割が『ひるおび!』派 笑いを求める人は『バイキング』に