盛り上がるサッカー・アジア最終予選…でもルールは知らない?
15日、サッカーワールドカップアジア最終予選グループB「日本vsサウジアラビア戦」が行われる。
日本は現在2勝1敗1分けの3位で自動出場圏内から漏れているだけに、負けられない一戦。それだけにファンの鼻息も荒く、「なんとしても勝ちたい」という声であふれているようだ。
■ワールドカップ出場は「当たり前」に
サッカー日本代表は長年ワールドカップに出場できない状態が続いていた。
とくにJリーグ黎明期の1994年、ハンス・オフト監督のもと三浦知良、ラモス瑠偉らを擁し出場まであと一歩まで迫りながら本大会に進めなかった「ドーハの悲劇」は誰もが知るところ。
屈辱をバネにしたサッカー日本代表は1998年についに予選を突破し、本大会初出場。さらに2002年には一次リーグ突破を達成し、飛躍的にその力を向上させた。
その後2014年まで5大会連続でワールドカップに出場しており、本大会への出場は「当たり前」と考えている人が多くなってきている。
しかし実際は中東勢を中心に強豪が揃っており、簡単な戦いではなく、今回出場権を失うことも十分に考えられる状況だ。
■ルールはいまいちわからない?
日本代表の試合はテレビで盛んにとりあげられるため、関心度が高い。だが本当にサッカーのことを理解している人ばかりではないようだ。
しらべぇ編集部の調査によるとサッカーのルールがよくわかっていない人は多く、女性は5割が理解できていない。
もちろんルールを知らなければサッカーをみてはいけないということはない。会場やスポーツバーで酒を飲んで観戦するのは楽しいことだ。
しかし、長年代表戦が注目されているにもかかわらず「ルールがよくわからない」人が多いのは、少々残念にも思える。
■サッカー経験者に意見を聞いてみた
サッカー部に在籍経験があり、現在はJリーグをよく観戦しているというKさんに聞いてみた。
「自分はプレーヤーだったのでとくにわからないことはないのですが、細かいルールは結構難しいと思いますよ。とくにオフサイドについては、『待ち伏せ禁止』と説明してもなかなかわかってくれないことが多い。
ほかにはフリーキックの直接と間接の違いとかも難しいといわれます。あと、フォーバックとかボランチとか専門用語もナンノコッチャって人結構いますね。
楽しむだけでもかまいませんが、サッカーのルールや戦術にも興味をもってほしい。そして、Jリーグも観戦してもらいたいです」
ルールや戦術を勉強すると、もっとサッカーが楽しくなるかもしれない
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)
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