薄毛になったら植毛・増毛する?20代の夢を壊す価格の問題
頭皮が薄くなっても、自分の力で止めることはできない。ストレスなど一時的なもの以外は、植毛や増毛など人工的な施術をするしかないだろう。
そこでしらべぇ編集部では、20〜60代の髪がフサフサな男性268名に「もし頭皮が薄くなってきたら、植毛や増毛を考える」かの調査をおこなった。
その結果、全体では20.1%の人がなんだかの対応をすると回答をしたのだ。
■20代「絶対にする」40代「そんな金ない」
年代別では、若い層だけが多くなっている。
20代では半数近くが植毛や増毛を考えると回答しているが、それ以降は年代が上がるにつれ減少傾向に。若い頃は見た目を気にするが、年を取るとあまり気にしなくなるのだろうか。
「今は髪形を含めて、おしゃれを楽しんでいるのに。髪がないだけで一気に老けて見られそうだし、なにか対応はしたい」(20代男性)
若い人の意見に対して、次のような批判も。
「植毛や増毛なんて、いくらかかると思ってるのか。安いかつらは、バレバレで見た目も悪い。ハゲ散らかさず、清潔感のあるハゲになるしかない」(40代男性)
タレントの板東英二が脱税問題の記者会見の際、「植毛が経費で落ちると思っていた」と発言した。植毛だけが申告漏れの原因とは考えがたいが、それだけ植毛にはお金がかかるのはたしかである。
■結婚したから髪の毛はどうでもいい?
結婚をしているかどうかでも、薄毛への対応は異なるようだ。
結婚をしている人よりもしていない人のほうが、薄毛になった場合に植毛や増毛を考えるようだ。配偶者ができたら、もう髪はなくなってもいいのだろうか。
「妻は、ハゲたくらいで離れないと思いたい。それより高額な植毛や増毛をするほうが、揉める原因になりますよ」(30代男性)
植毛や増毛は、既婚者にとって余計な出費とみなされるらしい。
ソフトバンクグループの孫正義社長は、誰もが認めるお金持ちだが髪はあのままである。髪の有無だけで、人の魅力が左右されるわけでないとことがわかるだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の髪がフサフサの男性268名(有効回答数)
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