「弓矢を使った新しいサバゲー」が世界中で高評価!
2016/10/31 10:00
ここ数日、Facebookで拡散されている動画がある。
それは恐らく、新しいスポーツをPRする内容のよう。それに対して「楽しそう!」「やってみたい!」という声が、世界中のFacebookユーザーから相次いでいる。
どのようなスポーツなのだろうか?
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■海上でエキサイト!
サバイバルゲームは、もはや競技化されている。コミッションが法人化され、厳格なルールも用意。
そのサバイバルゲームが進化・発展したものだろうか? 動画では弓を持ったプレイヤーが海上の船を囲み、矢を撃ち合っているのだ。
もちろん、この矢は人間の身体に当たっても怪我しないようにできている。だがあまりにも多くの矢が飛来するため、その迫力はすごい。
サバイバルゲームと同じく、矢に当たったら死ななければならないというルールらしい。船に乗ったチームと、それを囲むチームに分かれている。水上バイクに乗りながら船上の敵を攻撃したり、陸上からの一斉射撃も。
■水上バイクの使い方に問題?
この動画のラストは、船上チームの大将と思わしき人物が追い詰められ、水上バイクで逃亡を図ったところを射抜かれるというものだ。
PRの要素もあるから、その演出はいささか大袈裟。だがこの新しい競技を世界中に認知させたという点では、まさに大成功と言っていいだろう。
ところで、このスポーツが日本に上陸する可能性はあるのだろうか?
もちろん「上陸」はできるだろうが、問題は普及するか否か。動画を見るに、限られたエリアで水上バイクを乗り回している。これは「日本人へのPR」という点で見れば、プラスではなくマイナスではないか。
今年の夏、日本では川や湖で水上バイクの事故が相次いだ。そのため各自治体は一般客の水上バイク使用についてのルールを再整備している。
そんな中、動画と同じようなことを日本の河川でするというのはいささか困難だろう。
■日本で普及するか?
また、「撃った矢の回収はどうするのか」という疑問も出てくる。
サバイバルゲームの場合、野外ではバイオBB弾を使う。これは自然に分解されて土と同化するというものだが、そうした処理がこの矢に施されているとは考えづらい。大量に放たれた矢が、海を汚してしまう恐れがある。
もっとも、矢を使ったサバイバルゲーム「アーチェリーハント」はすでに日本でも行われ、イベントも大々的に開催されている。
日本人は規制を細かく設けたがる民族だ。だが逆に言えば、厳密な規則を確立できれば新しい競技が普及する見込みも充分にある。
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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)