「ケータイの充電器貸して」のひと言でトラブル続出!戻ってこないケースも…
2016/10/24 20:00
総務省の発表によると、国内の携帯電話・PHSの人口普及率は平成27年の時点で107.1%。
まさに「1億総ケータイ時代」ともいえるが、世の中には他人からの「充電器貸して」というひと言にイラッとする人がいるらしい。
■30代男性「マジ無理…」?
しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,365名を対象に「『携帯電話の充電器貸して』と人から言われると、イラッとするか?」調査を実施。
その結果、わずかではあるが全体で7.0%の人が「YES」と回答。
性年代別にみると、30代男性が1割越えともっとも高かった。シニア層は携帯電話の所持率自体が下がるためか低い結果に。
働き盛りの20代〜30代は、貸した充電器が戻ってこない場合、自分の連絡手段にも影響がおよび仕事で痛手を受けるなど、直接的な被害に結びつくため嫌悪するのかもしれない。
■経験者は語る
編集部では、イラッとした経験のある人たちに話を聞いた。
「同級生の女子から申し訳なさそうに『貸して』と言われ、自分の充電も残り5%くらいでしたが貸しました。
すぐ返してくれるかと思いきや、彼女は他の教室で授業を受け戻って来ず、こちらの充電はご臨終。
急ぎの連絡もあったためコンビニで1,890円のスマホバッテリーを自腹購入。出費が重なるなんて地獄…」(20歳・大学生 男性)
「『すぐ返すから一時的に貸して』と姉に言われ、いやいや貸したところ、ボロくて故障気味の姉の充電器のほうを返されました。
スマホの充電器は一見すると他人の物と見分けがつかないので、戻ってきたときに入れ替わってることもあり最悪」(27歳・会社員 女性)
「酒の席で酔った同僚に貸したら、翌日『本当に借りた? 覚えてない』との一点張り。とうとう戻ってこなかったです。
こういうトラブルを未然に防ぐためにも貸したくなかった…」(32歳・デザイナー 男性)
もはや生活に欠かせない存在といっても過言ではない、携帯電話。その重要アイテムである充電器を、貸してすぐに返さない罪は、意外にも重いのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・大木亜希子)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)
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